※2014年7月の記事に加筆修正しています。
当時はiPhone5で撮影していたので手ぶれや平衡が保たれてなくてお見苦しい点もあるかもです。。
実際に旅してきたのは2014年の6月です。
※旅の経緯
東京から京都へ新幹線で移動ののち、上賀茂神社(京都最古の神社 上賀茂神社)へお参り。
電車で丹後の元伊勢三社めぐり&天橋立観光(福知山-天橋立 電車de元伊勢三社めぐりの旅程)のあとに舞鶴へ。
舞鶴から高速バスで神戸へ渡り、観光しつつ一泊したあとで淡路島の伊弉諾神宮(日本最古の神社「伊弉諾神宮」)へ。
神戸から新幹線で名古屋へ移動して熱田神宮、多度大社へおまいりしました。
「神代・古代タイムトラベル企画」として、気になる神社へ全部行く!っていうめちゃくちゃな旅程でしたが、充実感はありました。
多度大社へ行ってきたよ
多度大社は本宮に天津彦根命(あまつひこねのみこと)を御祭神として祀る神社です。
天津彦根命は、天照大御神の御子神で、こちらの神社は北伊勢大神宮とも呼ぶそうです。
「お伊勢寄らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」と言われているとか。
「片参り」をうたっている神社は実は多度大社だけではありません。
「世界一美しい○○」が多数存在するのと同じかなw
多度大社には「白馬伝説」があります。
古来から多度山には神がすんでいると信じられ、雨乞いや日々の暮らしの平穏などを祈っていたそうです。
その願いを届ける使いが、1500年ほど前から多度山に住んでいる白馬とのこと。
神は馬に乗って降臨すると言われているのです。
アクセス
名古屋を出発し、桑名駅から養老線に乗り換えて多度駅下車、徒歩20分です。
養老線の本数はとても少ないので、事前にチェックしておいたほうが安心です。
多度大社は車での参拝客が多いみたいですね。
多度駅から神社までは、バスで向かうこともできますが、バスも本数が少なくタイミングが合わないと待つことになります。。
私は歩きました。
道中、住人と思しき方々と数人すれ違った程度で、ほとんど誰にも会わず…。ちょっぴり不安でしたw
まずは駅を出てまっすぐ。橋を渡ったらすぐに左折し、川沿いの道をずっとまっすぐ歩きます。
途中から川と離れますが、そのまま進んでゆくと鳥居が見えてきます。
山を登るように参道が続いている!
山をのぼるように、参道が続いています。
8月はちょうちん祭。多度祭と呼ばれるのは、5月の上げ馬神事のことのようです。
神馬(しんめ)と呼ばれる、神の使いとされる馬です。
ここを訪れる数日前、上賀茂神社でもちょうど神馬にお目にかかりました(*^^*)
多度大社の子は、上賀茂神社の子よりも、ちょっぴり気が強そうな印象でしたね。
当時は乗馬に親しんでいなかったので、恐々にんじんをあげてました。
上賀茂神社は「馬に話しかけないでください」と書いてあったのですが、コチラには書いてなかったのでちょっぴり話しかけちゃいましたw
階段を上ると、ぐっとすがすがしい空気感に
緑に囲まれて、とっても癒されるんですよ…。
御手洗所は、トイレではなく手を清める場所のことです。
(私はずっと間違って覚えていたよ)
手水舎もありますが、せっかくなので落ち葉川の清流で清めるのがオススメです☆
木々に覆われ静かな空間は、先刻まで降っていたであろう雨のなごりを残していました。
(この日、降水確率80~90%と出ていましたが、屋外では全く雨に遭遇しなかったんですw)
空間が、水で浄化されているようなそんな感覚でした。
FF12だっけ?MPが回復するミストが濃い感じ。(余計わかりづらいか)
というのも、ご祭神の天津彦根命は五穀豊穣をもたらし、とくに雨乞の神様として信仰されているそうなんですよ。
このあたりの看板を見て知ったんですけどね。妙に納得。
慈雨ということばがありますよね。
恵みの雨。雨の日、窓の外を眺めるときの安らぎのようなもの…そんな空気感でした。
いよいよ、本殿の神域へ
於葺門が見えました。ここから、本殿の神域です。
帰りに撮った写真を見ると、山(森?)の中だというのが実感できるかも。
本殿へ向かう橋を渡るとき、滝がみえます。すべてが清々しい…。
また来たタイミングが良かったんだろうなぁ。
雨で神様の本領発揮だし、雨だからこそ参拝客も少なかったと思うし。
本殿。そう、伊勢神宮とおなじ神明造なのです。
居合わせた参拝客は皆しずかにおまいりしていました。深緑と神聖な空気に癒されました~!
もうちょっと神域でのんびりしたいところだけど、電車の時間もあるし雨がまた降りそうだったのでボチボチ帰ることにしました。
また20分歩いて、多度駅まで戻ります。
ほんと当時はよく歩いて神社参拝したなーと思います。
それでなくても2014年は神社参拝数が人生最多だったんですけれど、行くと決めたら行く!という行動力が今よりあった気がします。
帰りなんですけど、サルが横断歩道を渡っているのを目撃してしまいました。
野生のサルなんて初めて見たもんだから、びっくりしすぎて固まってしまいました。
幸いコチラには気づかず、山のほうへ走り去って行きましたが…。怖かったー。(びびりすぎ)