福知山-天橋立 電車で元伊勢三社めぐりの旅程

「元伊勢」とは

伊勢といえば、三重のお伊勢さんですが、あの五十鈴川のそばに鎮座されるまでに、幾度となくお引っ越しをしていました。

その一時的に天照大神をおまつりしていた場所を、「元伊勢」と呼んでおり、近畿地方を中心に多く点在しております。

「元伊勢」として有名なのは、伊勢の南に位置する滝原宮。(滝原宮の記事→松坂駅からバスで瀧原宮へ

そのほかにもなんと90近い「元伊勢」が存在するのです。

私も年齢の半分の回数は引っ越しを余儀なくされている人生ですが、その私から見てもアマテラスさまは引っ越しが多いなぁと感じます。(笑)

電車での元伊勢三社めぐりのポイント

さて、旅程へまいります。

福知山の元伊勢三社と天橋立の元伊勢籠神社は1日でめぐることができます。

旅程を組む際に気を付けたいのは、北近畿タンゴ鉄道の本数が少ないことです。

細かい時間については、ダイヤが変更になっている可能性がありますので、出発前に調べておいてください。

めぐり方としては、三重のお伊勢さんまいりと同じように、外宮からお参りしていきます。

外宮の次は内宮、そして天岩戸神社、天橋立に移動して元伊勢籠神社へお参りして終了です。

お参りの後は、せっかくなので日本三景天橋立も見ておきましょう。

1日の締めくくりには、宿で温泉と地元の魚介料理を。

元伊勢三社めぐりの旅程

京都駅→福知山駅

【JR山陰本線 9:25-10:41】特急

福知山駅→大江高校前駅

【北近畿タンゴ鉄道 11:07-11:29】

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1両編成。降車時は運転手にお金を払います。

大江高校前駅→元伊勢外宮豊受大神社

【徒歩15分】

駅から出たものの、どちらに進んだらいいかわからないので、駅前の畑で作業をしてらしたおばあちゃんに道を聞きました。

駅を降りて右、すぐそこに横切っている道をまた右に折れてひたすら歩きます。

左側に橋を見つけたら渡って(歩いている道と並行に川が流れています)国道へ出て、またさきほどと同じ方角へまっすぐ。とのこと。

「みなさん分かりにくいみたいでよく聞かれるんですよ~」とおっしゃっていました。

とにかく、川沿いに進んでいけば間違いなさそう。

少し進むと工事をしていて、交通整理の男性が挨拶してくれたので、また聞いてみました。

「外宮さんはすぐそこだよー!看板が出てるからわかるよ!あ、でも内宮までは3キロあるよ~」とのこと。

みなさん明るくてとても親切です。

国道沿いを右側通行で進むと、「元伊勢外宮」の看板を発見。

そこから右に入っても外宮にたどり着けますが、林のなかを歩きます。

その看板をスルーしてさらに進むと表参道がありますので、そちらからお参りするとスムーズです。

元伊勢外宮豊受大神社 到着

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日本でも数点しか存在しないという、珍しい「黒木鳥居」があります。

樹皮を剥がさずにそのまま利用した鳥居です。

伊勢の外宮と同じように、静かで穏やかな空気感です。

豊受大神は天照大神へ食べ物をお供えする役割を担っている神様。

私たちへも、豊穣の恵みをもたらしてくれます。

本殿裏手の龍灯の杉は、樹齢1300年。

元伊勢外宮豊受大神社→二俣駅

【徒歩20~30分】

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外宮からは、大江高校前駅へ戻っても反対側の二俣駅へ進んでも、どちらでもOKです。

どちらにしても歩きますし、同じ電車にしか乗れません。

私は田園風景が好きなことと、天照大神の遷座地をもとめて彷徨った倭姫に思いを馳せたかったこともあり、二俣駅まで歩きました。

二俣駅を越して内宮まで歩くと1時間ほどかかります。お好みでどうぞ。

自然あふれる世界を歩くと、不思議なことに確かに現代にいるのに古代へタイムトリップをしたような感覚になります。

もしかすると、時間という概念は幻で、同じ空間にすべてが存在しているのではないかと思わずにはいられない体験でした。

二俣駅→大江山口内宮駅

【北近畿タンゴ鉄道 12:43-12:47】※大江高校前からは12:40発

始発駅以外の駅から乗車した場合は、整理券をとるのを忘れずに。

大江山口内宮駅→元伊勢内宮皇大神社

【徒歩10分※】

神社境内に入ってから本殿までは石段のぼりがあるので、駅から本殿までは15~20分くらいはかかります。

駅のすぐそばに観光案内所がありましたが、閉まっていました。

内宮も、川沿いを歩いていくと右手に看板を見つけることができます。

ずっとのぼり道が続きます、頑張ってください。

途中には「真名井の池」があって、付近にはトカゲとヘビ、水の中にはサンショウウオが休んでいました。

元伊勢内宮皇大神社 到着

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内宮も「黒木鳥居」です。本殿にて手を合わせると、ここまで来られたことと美しいものたくさん見せてもらえたことへの感謝が自然とあふれました。

こちらの龍灯の杉は、樹齢2000年。

境内には日本中の神様をまつった摂社、末社も。

元伊勢内宮皇大神社→日室ヶ嶽遥拝所

【徒歩5分】

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境内にいらした神社のかたが、天岩戸神社への行き方を教えてくれました。

お参りしたあとは、内宮へ戻らずに駅へ降りられるショートカットがあるとのことです。

その天岩戸神社への道中に、日室ヶ嶽遥拝所があります。

日室ヶ嶽は元伊勢のご神体で、立ち入りの許されない禁足地。

写真で見返したら、まったく迫力も力強さも違います。

その場から動けなくなるくらいの神々しさです。

陽の気に満ちていて、元気になります。

ピラミッドともいわれており、夏至の日には、ちょうど頂上に太陽が沈むのだとか。

古代の人々の知性の高さに驚かされます。

日室ヶ嶽遥拝所→天岩戸神社

【徒歩15分】

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急な階段を降りた先に、天岩戸神社はあります。

さらに、降りた先では岩を登ってのお参りになります。

遥拝もできますので、ムリをしないように。

岩のぼりは、軍手があったほうが良いかも。

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ここも本当に素晴らしい空気感で、清々しくも柔らかな光が注いでいて頭がすっきりします。

神様が湯浴みをしたという産盥も遥拝させていただきましたが、異世界に足を踏み入れてしまったような心持になりました。

天岩戸神社→大江山口内宮駅

【徒歩15~20分】

戻ります。

大江山口内宮駅→宮津駅 

【北近畿タンゴ鉄道 14:39-14:58】

宮津駅→天橋立駅 

【タクシー10~15分】

宮津から天橋立までも電車はありますが、乗り継ぎに50分あったのでタクシーを使いました。

タクシーを使わずに電車を待つ場合は、以後の旅程で省略箇所をつくるなど調整してみてください。

天橋立駅→天橋立ビューランド

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日本三景の天橋立、絶景スポットです。

眺めが良いのでもしよければどうぞ。

天橋立駅からビューランドまでは徒歩5分。リフト乗車時間は6分です。

天橋立ビューランド→知恩院

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知恩院までも、徒歩5分ほどです。

知恩院→ボートのりば

【徒歩3分】

ボートで、元伊勢籠神社のある向こう岸をめざします。

ボートのりば→ボートのりば

【ボート5~10分】

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時間が合えば、観光船も良いと思います。

ボートはすぐ出発してくれますので、時間短縮になります。

ボートのりば→元伊勢籠神社

【徒歩5分】

元伊勢籠神社&真名井神社

17時くらい】

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丹後一ノ宮、元伊勢籠神社。丹後はまさに、神話の舞台。

あふれる自然からも神社からも神聖な空気感がひしひしと伝わってくる素晴らしい土地です。

元伊勢籠神社→天橋立

【徒歩5分】

天橋立→天橋立駅 

【徒歩50分(レンタサイクルもあり)】

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神話のエピソードをひとつ。

イザナギノミコトが天に通うために橋を作ったのですが、寝ている間に橋が倒れてしまったらしいんですね。

それが、天橋立のいわれだそうです。

なぜ橋が倒れてしまったのかは分かりませんが、そのおかげでこんなに美しい景色が見られるわけで、イザナギさまには悪いけれどありがたいですね。

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天橋立は、約1時間で渡ることができます。

ウォーキングやランニング、散策に最適。

歴史的なモニュメントもありました。夏は海水浴場にもなります。

釣りをしている人たちも多く見かけました。

宿へ

【18時くらい】

天橋立は、お店が閉まるのが早いです。朝ごはん、晩ごはんは宿でとるのが良策です。

コンビニやスーパーも少ないので気を付けてください。

宿を元伊勢籠神社側でとったかたは、天橋立散策を省略もしくは途中で引き返すか、翌日に変更してください。

私の場合、翌日の雲行きが怪しかったので、天橋立近辺はどうしてもささっと回りきってしまいたかったのです。

お天気に恵まれれば、翌日以降に向こう岸の観光(元伊勢籠神社を含む、丹後郷土資料館や成相寺など)を半日~1日追加がいいかな。

平日、休日によりダイヤが異なるはずなのでお気を付けくださいね。

たくさん歩いたあとは、ぜひ天橋立の絶景と魚介と温泉で癒されてきてください!

以下、参考になりそうなリンクを貼っておきます。

元伊勢三社/京都府ホームページ

北近畿タンゴ鉄道

丹後一宮 元伊勢 籠神社(このじんじゃ) 京都丹後日本三景天橋立

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