【パリ】また道に迷った挙句、パッサージュを発見

  • 2016年2月22日
  • 2019年6月12日
  • パリ

そういえば、結構前なんですけどフランス観光開発機構がSNSで投稿していたもので、興味深いものがありまして。(→パリのメトロ駅間を歩いたら何分MAP

あんまり時間がかからないなら歩いちゃおう、という判断材料になりますし、逆にこれを見て自分がどのくらい歩いたか概算できたりもするわけですね。

 

さて、長い長いパリ2日目!

 

ルーブル→リュクサンブール公園→パンテオン→ノートルダム→ポンピドゥセンターとすべて歩いて移動したあと、ポンピドゥセンター近くのメトロ駅からオペラ地区のホテルへ帰る予定だったのですが、メトロ駅を見つけることができず通り過ぎてしまいました。

仕方がないのでそのまま歩いて帰ることにしたのです。

いや、歩いて帰ることにしたのです、っていう距離でもないんですけどね。(歩いて1時間くらいはかかるかな…)

 

というか、そもそもこの日何キロ歩いたんだろう。

しかも、こんなに歩く予定ではなかったのですよ。

しかも、ルーブルとポンピドゥセンターでは建物内も歩き回っているし!

そりゃ膝も腰もやられるわ。(→パリではメトロを活用しよう

 

土地勘もないし、とても疲れているので、自分が目指している方向とは別の方向へ歩いているような気がして不安になってくるわけです。

それでね、ポンピドゥセンターから幾分か外れて、とあるブロックを超えたら、見事にアフリカ系の人ばかりが歩いていて。

さっきまでの風景と全く違うのです。

とりあえず、夕飯を調達しておこう、ということでチェーンのスーパーに入っても、オペラ通りの店舗と客層が全然ちがうの。

アジア人なんて一人もいない。私が場違い。目立つ目立つ。

でもちゃっかりBIOマークの入った歯磨き粉も購入したよ。

 

 

 

んで、地図を頼りにしばらく大通りを進んでみました。

が、よくわからない。合っているのかも分からない…。

「ラーメンひぐま」という日本語の文字にひきつけられてお店をちろっとのぞくと、やっぱりアフリカ系のニーチャンが働いているし。

 

半ば夢遊病のように歩き続けると、なんと噂のパッサージュを発見!

そう、噂の。18世紀末からパリに無数に作られはじめた商店街(っていうと庶民的に聞こえるのだけど、タイル張り&屋根付きで高級ブティックなどが並んでいた)で、百貨店ができるまで中心的な商業施設として栄えたそうな。

WIKIには「高級商店街」と書かれていますな。

今ではそのほとんどが廃れてしまったけれど、残っているものは18世紀、19世紀の雰囲気をそのまま残していて趣深い…そんな空間なのです。

これぞ怪我の功名!とばかりにパッサージュを歩きます。

 

 

しかしですね。

このパッサージュがなんという名のパッサージュなのかは確認できませんでした。

そのかわりと言っては何ですが、親切なブティックのマダムにオペラ座までの道を教えてもらえました。

ひたすら大通りを歩けば15~20分くらいで着くよ!とのこと。

 

おおっ、私は迷ってなかった!

夢遊病のように吸い寄せられるままに歩いてきてよかったよ。

しかも、道中ステキな雑貨屋を見つけることができました。

ステキすぎて入店できなかったけどね。

 

無事、ホテルにもどるとバタンキュー。(古

もう歩かない、もう歩かないぞ…と心に決めたはずなのに、なぜか次の日もひたすら歩くことになるのです。

 

 

パリ2日目もくじ

ルーブル美術館をさらっと

リュクサンブール公園で読書

サンティティエンヌ・デュ・モン教会とパンテオン

ノートルダムとサントシャペルは大混雑

パリ滞在中2度訪れたポンピドゥセンター