※2015年9月の記事に加筆しています。
ウィーンにて、市街地と空港間の移動にはいくつか方法があります。
今回ご紹介するのは、復路に利用したCAT(シティ・エアポート・トレイン)。
片道12ユーロです。
往復購入や、オンライン購入、ウィーンカードの利用で割引も適用されます。
CATのほかは、リムジンタクシー(30~40ユーロ)、メータータクシーと普通列車、リムジンバスがあります。
一番リーズナブルなのが普通列車(OBBのSバーン)で、4.4ユーロ(27分)。
同じ列車でも利用駅によっては特急を使うという方法もあります(中央駅からは3.9ユーロで15分)。空港からの移動の話ですが→ウィーン空港から中央駅へ、レイルジェット(特急列車)を使ってみたよ。
リムジンタクシー(空港のカウンターで具体的な住所を告げ、料金先払いで安心して利用できる)の話はコチラ→ウィーンへ!オーストリア航空はウィンナーワルツでお出迎え♪
目次
CATを利用してみた話
私が実際に使ってみた感想を書いていきます。
利点1:ウィーン・ミッテ駅でチェックイン&スーツケースを預けられる!
私がCATを利用した理由は、ウィーン・ミッテ駅のCATロビーに、オーストリア航空をはじめ、いくつかの航空会社のチェックインカウンターがあるからです。
ここでチェックインを済ませてスーツケースを預けたら、搭乗時刻までに搭乗口へ集合すればOK。
身軽な状態で、もう1度街を散策することもできます。
カウンターにて、CATのチケットを購入した後でないと、チェックインはできないと言われました。
チェックインカウンターの奥から地下へ降りると、のりばがあります。
利点2:無料Wifiも利用可能
CATのロビー、車内では無料Wifiに接続できます。
ネット検索してると、待ち時間も移動時間もあっという間なのだ。
利点3:広々した車内と、ノンストップ16分で到着のストレスフリー
車内は写真のとおり、広々。
スーツケース置き場もあります。
途中でほかの駅に止まることなく、空港と直結。
利点4:待ち時間はウィーン・ミッテ駅で買い物しても◎
ウィーン・ミッテ駅はスーパーをはじめブティック的なショップも入っているので、列車の待ち時間に買い物もできます。
こういった利点はあるものの…
チェックイン非対応の航空会社の場合・・・
チェックインできないということは、スーツケースも預けられません。
できれば、ホテルでチェックアウト後もスーツケースを預かってもらい、
観光したあとに帰りの時間を見計らって取りに行くのがいいんですけど
ホテルの場所的に、もう戻るのはちょっとなぁって時もありますよね。
そういうときは、コインロッカーという手もあるのですけれど
残念なことにウィーン・ミッテ駅にはコインロッカーがないのです。
ネットでも「ない」と言われていて、私もちょっとうろついて探してみたけどなかった。
ウィーン西駅か、プラッターシュテルン駅にはあるらしいのですけど(ネット情報で、私は調べてないので断言できませんが)
ウィーン西駅に預けるならば、リムジンバスを利用したほうがよさそうだし
プラッター駅ならば、そのままSバーン(普通列車)で向かってしまってもいいんじゃないかと思うわけです。
CATの魅力の一つであるチェックインシステムが使えない航空会社を利用する場合は
ムリにCATを利用する必要もなさそうだし
ホテルをとる場所を考えたほうがいいかもしれません。
ウィーン○○駅まちがいに注意
ウィーンには長距離列車が出ている大きな駅がいくつかあるのですが、名前が「ウィーン○○駅」というので間違えやすいです。
今回、CATに乗るのはウィーン・ミッテ駅。
滞在先からはメトロで乗り換えなしの2駅だったのに、わざわざ乗り換えして、重たいスーツケースを引きずって、ウィーン中央駅へ向かっていました。
前日にウィーン中央駅を利用したから、自然と足が向かってしまったのです。
スーツケースを転がしながら彷徨うのは骨が折れますが、これも不幸中の幸い、治安の良いウィーンで助かりました。
こんなミスもある、といった程度に心に留めておいてもらえればと思います。
ウィーン・ミッテ駅、メトロの駅名は違う名前
ウィーン・ミッテ駅で覚えていると、うっかりしてしまうポイント。
メトロでウィーン・ミッテ駅に向かう場合、降りる駅はLandstraße(ランドシュトラッセ的な発音だった)です。
乗り越さないように注意です!
スーパーSPARはおみやげ購入に便利!
ウィーン・ミッテ駅にも、ウィーン空港にもSPARがあります。
空港のSPARでお土産用にクノールのスープの素をたくさん買いましたw
オーストリア産のはちみつやジャム、名産のかぼちゃオイル、スナック類とか、ザルツブルクのハーブソルトもいいかも。
定番おみやげのモーツァルトクーゲルンやマンナーのウエハースも売ってました。
もちろん、免税店で買うのもいいと思いますが…、スーパーで見る品物ってまた違った魅力があっていいですよね。
こちらの記事もどうぞ→ウィーン滞在記