松坂駅からバスで瀧原宮へ!帰ってきての夕飯は、あえての魚介系で。

※2015年2月の記事に加筆修正をしています。

 

3度目のお伊勢さん参りは、別宮の伊雑宮と瀧原宮へ

3度目の伊勢旅行は取材でした。

東京から出発しましたが夜行バスでの移動だったので、1日目は朝から行動開始。

外宮と内宮、おはらい町とおかげ横丁の取材もたっぷり時間がとれたので、2日目は別宮へ足をのばしてみました。

午前は伊雑宮と周辺のお宮をおまいりしたあと、午後は別宮の瀧原宮へ。

やや強行スケジュールですけれど、移動時間が長いぶん気分的にはのんびりできます。

 

アクセス:瀧原宮へは、バスで行くことにした!

瀧原宮まではJRおよび近鉄、松阪駅から南紀特急バスにて50分。

本数は少ないので事前に調べてておくことをオススメします。

バスターミナルは南口、4番のりば。

チケットはバス停のチケットうりばで買えます。

片道1200円ちょいくらいでした。

(詳しくは→時刻表 – 高速バス|三重交通ホームページ

JR瀧原駅から歩く場合は、片道670円。でも道のりは長いです。(1.5km)

 

 

まぁ、私にはありがちなことですけれど、発車時刻ギリギリで駅に到着し、降り口も反対側へ向かってしまいました。

そんなわけで、ロッカーに預けようと思っていた大荷物を抱えたままチケットうりばへ走り、チケットを購入しようとしている間にバスが到着。

 

窓口のお姉さんも「後払い現金精算でいいですよ!」と言ってくれるほどギリギリ。

のりばへ急ぐと、おじいちゃんとおばあちゃんがゆっくりバスに乗りこんでいるところで、まだ発車しておらず助かりました。

 

 

席に座ってほっと一息ついたら、睡魔が襲ってきました。

前日は民宿に泊まったのですが、普段一般的なホテルにばかり泊まる私には慣れない環境でよく眠れず…。

くわえて、その前日は夜行バス。夜行バスもどうしても眠れないのです。

なのでもう、夜行の場合は寝ないつもりで乗っています。

しかし不思議なのは昼間の長距離バスでは眠れるんですよね。

今回は乗り過ごすと熊野市の手前の尾鷲まで行ってしまうので、眠るのは我慢しました。

 

降車バス停は「瀧原宮前」

さて、降車バス停は「瀧原宮前」なので分かりやすいです。

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自家用車用の駐車場と、道の駅のようなものがありましたが、ちょうど定休日でした。

お手洗いと自販機があるので、一休みもできます。

期待はしていなかったけれど、ロッカーがないので重い荷物(ボストンバッグとお土産の地酒)をかかえたままお参りすることに…。

一升瓶にしなくてよかったw

バス停からは徒歩5分ほどで瀧原宮の入口へ。

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ぽつりぽつりと人がいらっしゃいます。

御手洗場の清流で手口を清めます。

清々しい空気感の参道をすすみ、10分ほどで瀧原宮へ。

 

 

瀧原宮へ到着

御祭神は天照大御神です。

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一度こちらに鎮座されたあとに、ほどなくして現在の伊勢五十鈴川へ移られました。

なので、別宮といわずに「元伊勢」と呼ぶ人もおられますね。

☆丹後の元伊勢の記事はコチラ→(【京都】福知山-天橋立 電車で元伊勢三社めぐりの旅程

隣の瀧原竝宮でも天照大御神をおまつりしています。

 

瀧原宮と瀧原竝宮の間に、存在感のある大きな樹があるのですが、お宮におまいりしようとすると樹のうしろに人が…!しかも、2人。

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静かに樹に手を当ててらっしゃいました。

このように、境内の樹に触れたり抱きついたりする人、神社ではたまにお見かけするのですけれど、静かでひと気のない神社では相当驚きます。

暴れているわけでもないし、騒いでいるわけでもないから悪いことをしているわけではないのだけど…、心臓にわるいのでせめて樹の手前にいてくれたら…というのはこちらの勝手な言い分ですな。

 

瀧原の地ゆかりの神様たちにもごあいさつ

奥にも、お宮が三つ。若宮神社、長由介神社と川島神社。

いずれも、瀧原の地にゆかりのある神さまです。

清々しい境内は居心地がよく、時をわすれてしまいそうになりますが、バスの時間に間に合わなくなるといけないので帰路につきます。

お宮に背を向けると前方から差す太陽と目が合います。

暇乞いのつもりでカメラを向けてシャッターを切ると、美しい木漏れ日が映っていました。

 

 

帰りのバスの時刻をチェックしてから行こう

駐車場へもどると、梅が咲いていることに初めて気が付きます。

帰りのバスは16時26分。さっき乗ってきたバスは1時間前の15時26分。

ゆっくり参拝しても10~15分くらいは余裕があります。

 

注意点としては、16時26分の便を逃すと19時台になってしまうこと。

乗り損ねたらJR瀧原駅まで歩くという手もありますが、1.5キロあるので30分くらいはかかりそう。

陽の落ちた時間に知らない道は歩きたくないし、歩いて30分ならタクシーに乗ってもそんなに高くはならないはず。

JRの本数はバス同様少ないですが、運賃は安いです。(片道670円)

 

松阪って海に近いよね?というわけで魚介自慢のお店へ

松阪へ戻ったら、夕飯。

松阪といえば松阪牛ですが、三重といえば魚介なんですよ。

松阪だって、こんなに海が近いわけで、魚介自慢のお店があるに違いない!

ということで、観光案内所を訪ねてみました。

女性一人で入れそうで、美味しいお料理が食べられるところ。

できれば美味しい日本酒もほしい。

などなど観光案内所も営業終了時間がさし迫ったところに、ああだこうだと長々とカウンターに居座りました。

松阪に来て肉がニガテだと言い、いいお店紹介しろや!ってどんな嫌がらせ。

 

 

居酒屋ダイニング『海住』

そんな私へも親切丁寧に対応していただき、いくつか紹介してもらった中でも気になった居酒屋ダイニング『海住』へ。

地元の食材を使用したお料理が自慢のお店です。

地元の方たちのあいだでも人気のお店のようで、満席のこともあるので、電話をしてから来店するのがベターとのこと。

と言われつつも電話はせずに向かいました。

松阪駅南口徒歩3分。

18時前くらいに来店できたので、お客さんは誰もいませんでしたが、

奥は予約席。一見さんの私はカウンターのはじっこへ。

 

女性一人客にもオススメ

おつまみ系が豊富で、どれにしようか迷いました…が、まずはおつくりを。

鯛もさることながら、あおりイカがとても美味しくて感動。

いやいや、全部美味しかったのですが、イカが美味しくて感動したのは初めて。

さすが魚介自慢のお店。

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おひとりさまなので、できるものは少ない量で作ってくれました。

寄せどうふも美味しかったー!!

なので色々オーダーして、いっぱい食べて満足したのだけど、お財布に優しい金額。

オーダーしたものは全て大満足なのに、元々のお値段がリーズナブルなんです。

そこを半量にしてもらってるので、レシートを見てあとで驚きました!

もちろん、松阪牛をつかったお料理もあります。

日本酒のラインナップも◎でした!