トルコ至宝展@国立新美術館に行ってきたよ。ウィーン・モダン展は特設ショップで買い物!

先日、乃木坂の国立新美術館で開催されていた特別展、トルコ至宝展へ行ってきました。

現在、東京での開催は終了しており、6月14日から京都国立近代美術館へ移動するようです。

 

トルコ至宝展に行ってきた!

ぶっちゃけると、お誘いを受けなかったら絶対に行かなかったであろう、トルコ展!

トルコの模様とか柄とか可愛いなぁ〜、イスタンブールいつか行きたいなぁ〜、とか思ってるレベル。

どうしても女一人旅となると中央アジアは選択肢からのぞいてしまうので…。

これを機にトルコの魅力を発見したい!と意気込んで行ってまいりました。

 

記事にするつもりがなかったので、撮った写真はこれだけ…。

(ウィーンモダン展の特設ショップで購入したグッズは画像掲載、後述します)

 

アクセス

国立新美術館へは、乃木坂駅から直結で行くのが簡単ですが、帰りはミッドタウンに寄りたかったので六本木方面へ歩きました。ミッドタウンは5分もあれば着きます。

乃木坂駅から美術館へ向かう途中、今も開催中ですがウィーン・モダン展とのセットでチケットを購入するとちょっぴりお安くなりますよーというブースがありました。

建物内のチケット売り場では売ってません、とのこと。

両方行こうとして、見落としたら残念。(一人だとよくやらかすバターンw)

今回は、ウィーン・モダン展は、クリムト、シーレがピックアップされて紹介されていたので、ウィーンで鑑賞したしいっかー。。と、連れも同じ感じだったのでスルーすることにしました。

ウィーン行ったときの記事。ウィーンのレオポルド美術館でシーレとクリムト鑑賞

 

 

これでもか!と富を誇示するかのような宝飾品の数々

展示物って、プレートに使われている素材が書かれているじゃないですか?

普通に、エメラルド。ルビー。ダイヤモンド。とか書いてあるんですよ。

しかも、でっかいの。目玉よりでっかいの!!(語彙力…)

ここまでくると、これはホンモノなのだろうか?と疑ってしまうほどキラキラしてました。

七宝も綺麗だったなー!

ターバン飾りって、金だったんだね!あれは羽根じゃなかったんだね!!

 

オスマン帝国って、詳しくお勉強したことはなかったけれど、16世紀中頃の地図を見るとすんごい広範囲を治めているんですよね。

地中海のマルタでもオスマントルコとの戦の後が残ってます。→ヴィットリオーザの聖アンジェロ砦からヴァレッタを眺めるよ!

 

 

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チューリップ柄が、チューリップに見えてなかった件。

トルコといえば、チューリップ柄とのことで…

あのトルコらしさ溢れる綺麗な柄、、ファブリック類、陶器、壁などの模様。

これもチューリップモチーフだったの!?というようなものが多く大発見でした。

 

なぜトルコにはチューリップ柄が溢れているのか?という答えは、トルコ至宝展の公式ページにまとまってました。

 

チューリップはオスマン帝国領内に自生する花でしたが、15世紀頃から園芸種の栽培が盛んになり、16世紀になると織物、タイル、陶器、
その他の工芸品を装飾するモチーフとして流行しました。
さらに18世紀には、チューリップの栽培と品種改良に多大な情熱が注がれました。
その数は2000種にも及び、美術のみならず文学においても人気を博し、アフメト3世の1716年〜1730年間には「チューリップ時代」と呼ばれるほどの一時代が築かれました。

チューリップはトルコ語で「ラ一レ(lâle)」と言います。
オスマン・トルコ語の表記に使用されていたアラビア文字で、ラ一レの綴りの文字配列を変えると、イスラム教の神のアッラーという言葉になり、
さらにはアラビア文字で表記されたラ一レを語末から読むとトルコ国旗のシンボルでもある三日月(ヒラール)という言葉に変わるのです。
そのような事情から、チューリップは花として愛されただけでなく、宗教的、国家的な象徴としても崇められ、
チューリップヘの畏敬を表した品々が数多く作られるようになります。

王冠、玉座、剣、カフタンといったスルタンに属するものだけではなく、建築装飾、宗教祭具、馬具、絨毯、日用の食器や花瓶にいたるまで、
国家の繁栄を祈念するべく、いたるところにチューリップの文様があしらわれているのを目にすることができます。
色とりどりのチューリップが栽培されたトプカプ宮殿が、チューリップの宮殿と呼ばれたのは、もっともなことなのです。

 

引用元:トルコ至宝展を楽しむためのミニコラム

 

なるほど、もともとトルコ国内で自生していて、親しみのあったチューリップ。

それが歴史を経てゆく過程で、宗教的な意味合いや国民のアイデンティティとして、トルコを象徴するアイコンとなったのですなぁ!

チューリップライト層なワタクシめは、チューリップといえばオランダのイメージがあったので、暖かそうなトルコにたくさんの品種があるってことも驚きました。

 

花瓶だったり、儀式用の道具や衣装だったりを見て行く中で、何かの植物、お花をモチーフにした柄なんだろうな〜、と思っていたら、これもチューリップでしたー!ってパターン多し。

見たこともないチューリップの品種もあるのかもしれないなぁ。

 

そういや余談ですが、うちの実家に植わっているチューリップ(親戚が生前育てていたらしい)は、父親が夏の間に草刈りしつつ無残に踏み荒らしたにもかかわらず、次の春(今年)には元気に咲いてました。

生命力!!

 

バラ水の事実に衝撃

イスラム教の儀式などで使われるものに、バラ水(ローズウォーター)なるものがあります。

なぜバラなのかというと、預言者ムハンマドの肌がバラの香りだったから、というのです。

肌が!バラの!香り!ですって!!?

これは初めて知る事実でした。

癒し効果や女子力アップを求めて、バラの香りのオイルやミルクを塗る…なんて必要がないのだろうなー。羨ましい限り。

いやぁもう驚くと同時に、チューリップの香りではないのかーと、ちょっぴり気になったりしましたが、チューリップの香りってどんなだろう。

イスラム教と同じルーツを持つユダヤ教やキリスト教も、バラ水を儀式に使うとのことなので、バラに何か特別な意味があるのでしょうな。

 

あ、あと展示の最後に、とあるスルタン(誰だか失念)の肖像画と、マンガだろうか?彼をモデルにしたらしきイラストが並んでました。

で、気づいた!

あ、いつもと客層が違うような気がしたのは、こちらのファンの方々がきているからなのでは!?と…。

そういや、今思うと納得できるような、それっぽい会話をしていた女性たちが多かったような気がします。

展示会によって客層が違うのも面白いところです!

 

ショップもぐるっと見たよ

トルコのお菓子ロクムは気になったんですけど、最近はアレルギー出ちゃうのでスルーせざるを得なくて残念でした。。

画像のために探した、Amazonにあったピスタチオのロクム…美味しそうだよぉ!

 

お皿とかランプとか可愛かったけど、インテリアも食器も揃っているので我慢しました。

あとは目の保養に、図録を買うか迷った感じかな…w

しかし経験上、図録を買ってもなかなか見返す時間がない(言い訳)ので、やめておきました。。後悔するかなー。

 

で、会場を出てから気づいたんですが、特設ショップは入場フリーだという看板が…!!

つまり、ウィーン・モダン展もショップだけは入れるのでは?と急ぎ一階へ。

以前は入れなかったような気がするのですが、変わったのかなぁ?

 

と、いうわけでー!

 

 

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ウィーンモダン展は鑑賞しなかったけど、ショップで買い物はしたよ

ウィーン・モダン展、先述のとおり今回は鑑賞しなくていいかなと思ってたんですけど、ショップグッズはめっちゃ好みでした!!

ショップでテンションが上がったので、開催期間はまだ長い(8月のはじめまで)ので、六本木あたりに用事があったら行ってくるかもしれませんw

 

領収書入れにちょうど良さそうな小さいファイルと、持ち歩きメモに使えそうな小さいノートを二冊、それから柔らかくて大きなエコバッグを購入。

ファイルの中も!

エコバッグやノートはいろんな絵があるので、選ぶのも楽しいです。

 

 

ゴハンは地下のカフェで食べました。

運良く座れましたが、お昼時だったので結構混んでました。

特別展仕様の美味しそうなメニューに先んじて、地味におにぎり完売ってとこが、なんかツボりました。

私もおにぎり食べたかった一人ですw

 

 

ちなみに、

自分好みのイラストやデザインが多いので、もしやと思いウィーンモダン展のウェブサイト見たら、「クリムト、シーレだけじゃない」みたいな触れ込みになってたんだけども!?

あれ?どっちだ?

ピックアップされてるのかと思ったから今回はスルーを決めたんだけど、ほかの作品が多いなら行ってみたいなぁ。

ウィーンを訪れた時は、ウィーン市立歴史博物館(ウィーンミュージアム)へは多分行ってないので、俄然気になって来ました。

ウィーンひとり旅の記録。→ウィーン(カテゴリー)

 

まぁ今回は、トルコ展だけで歩き疲れてしまったので(バテるの早い)、結果セット割り買わなくてよかったんですけどw

もし8月までにウィーン展行ったら、記事にします!!