札幌滞在中、北海道神宮に行ってきました。
北海道神宮
比較的新しい神社なので、どんな感じかなぁ?とあまり期待をせずに行ったのですが(失礼)、自然に囲まれていて居心地がよく、クリーンでゆったりした空気感の神社でした。
あ、なんかいいなぁ、落ち着くー、という感じです。おすすめです。
桜の名所で、開花時期は訪問客がとても多いみたいです。
円山公園の原始林には何とエゾリスが住んでいるそうですよ。
何はともあれ、アクセス
北海道神宮は、札幌市郊外の円山公園にあります。
地下鉄で、大通駅から円山公園駅までは3駅で所要時間は5分。
駅改札から境内までは7〜10分くらいあるかなぁ…地上に出るまでちょっと歩きます。
案内板では、「円山公園」もしくは「北海道神宮」を目指していこう。
3番出口から地上に出たら、右。「円山公園」の看板の方向へ。
円山公園に入ったら、案内標識に従って歩こう!
木陰の中を歩いていきます。
同じく北海道神宮に向かう人も何人かいるはず!(人任せw)
いざ参拝
何となく、感じるものが明治神宮に近いかなーと思っていたら、明治天皇が祀られているとのことでなるほどっとなりました。
(明治神宮は東京在住時に幾度となく訪れています)
でもそれだけじゃない雰囲気。
元々は、明治天皇がご存命の際に、北海道の開拓三神として大国魂神(北海道の土地の神様)、大那牟遅神(国土経営、開拓の神様)、少彦名神(国土経営、医薬・酒造の神様)を祀るようにと御霊代を託したそうです。
ちょこっと説明をすると、大那牟遅神(オオナムチ)は、大国主命(オオクニヌシ)の別名の一つです。あの出雲の神様です。
国づくりの神様。
少彦名神(スクナヒコナ)は、大国主命に命じられて国づくりに勤しんだ神様です。
主に、山や丘を作ったり、命名をする神様とのこと。
つまり、これから蝦夷地を日本の「北海道」として開拓していくのに、そういった国づくりの神様たちに見守っていただこう、ということで作られた神社ですね。
天皇というのは、言わずとしれた最高神官、簡単にいうと神道の一番エライ人であり、自ら神事、祭祀を執り行います。
その天皇が、神様を三柱祀りなさいよ、と託されたわけですな。
そして戦後、明治天皇も共に祀られることになりました。
社殿は、神明造(しんめいづくり)です。
多度大社も神明造です。→三重 多度大社へおまいりしてきたよ
伊勢神宮も神明造ですが、同じ様式のものが見つかっていないので、唯一神明造と言われているそうな。
というオタクっぽい話はほどほどにしつつ。
最近、車を買ったので、交通安全のお守りを授与いただきました。
六花亭の茶屋があるのだ!
こちらの神門を背にして左側、社務所と参集殿の間の小道を下ると、六花亭の茶屋があります。
六花亭おなじみのバターサンドとか、お土産にも喜ばれるお菓子が並んでいますが、ここでしか食べられないのが、「判官さま」というお餅!
あんこの入ったシンプルなお餅なんですが、焼きたてパリパリで美味しいのです。
新緑の溢れる境内で、のんびり美味しいおやつを食べる幸せ!!
この後、私は街に戻りましたが、時間がゆるせば原始林を散策してもいいですね。
次に訪れる時は、もうちょっと時間に余裕を持って行こうと思います。