ウィーン滞在中、プラハへ1泊の弾丸旅行をしてきました。その時の移動メモです。
目次
ウィーン・プラハ間の移動には鉄道がオススメ
移動方法を調べたところ、飛行機は移動時間は早いけれど、ウィーンもプラハも空港が市街地から離れているし、荷物検査などが煩わしいので除外。
割安な高速バスもあるけれど、時間&体力面を両てんびんにかけて却下しました。
高速列車(レイルジェット)だと約4時間の旅で、街の中心部を繋いでいるので、機動性があって便利。
往復8時間なので、日帰りをするにはちょっと移動時間が長いということで、リーズナブルなホテルを予約して弾丸旅へ!
乗車駅は、ウィーン中央駅
直通列車(レイルジェット)が出る駅は、ウィーン中央駅。
ウィーンなんちゃらとつく名前は、ウィーン・ミッテ駅、ウィーン・マイドリンク駅などありますが、間違えないように気をつけてください。(私は間違えたよw→ウィーン市街から空港へ特急列車CATで移動。Wifiも使えるよ。)
オーストリア国鉄のサイト(ÖBB travel portal)に乗換案内があり、列車の時間&料金などもこちらで出せます。
このサイトは、現地で移動中にもよく利用しました。
チケットを購入する場所で、値段がちがう!?
な、なんと、チケットはオーストリア国鉄で購入するのとチェコ国鉄で購入するのではお値段がかなり違うのです。
購入する時期や席のクラスにもよると思いますが、私の場合にかぎっていえばウィーンでプラハ行きのチケットを購入したときは約8000円、プラハでウィーン行きのチケットを購入したら約6000円。(ざっくりw)
おなじ路線、同じ距離なのに、ですよ!!
お得にチケットを手に入れる方法はいくつかある
ウィーンからプラハ行きのチケットを購入する際に、「オーストリア国内分とチェコ国内分を別々に購入するとより安くなる」というウェブサイトを目にしたのですが、オンライン登録してチケットを印刷しなければならないので、私は今回は断念しました。
日本であらかじめ予約してしまえばプリンター問題は解決ですが、異国の地でプリントアウトできる場所を探してみるのもいいネタになったかもしれませんね。
結局、当日に駅の窓口でチケットを購入することにしました。(行きはオーストリアで、帰りはチェコで買いました)
参照用に、リンクを載せておきます。
後述しますが、外国語がちょっと…という人には、日本語でやりとりのできるレイルヨーロッパ(代理店)もいいかもですよ!
日本にいる間に、日本語でチケットが取れるので安心感があります。私も利用したことがあります。(でもちょっと割高)
当日、ウィーン中央駅にてチケットを購入…ちょっとトラブルが
ただでさえ時間制限のある弾丸プラハ旅。
期せずして、あわただしい当日の朝に切符を購入するというプチ・チャレンジになってしまいました。
券売機の前に若い学生さんかな?ボランティア風のガイドが3人。
プラハまでのチケットを買いたいと伝えると、列車のなかで購入することをオススメされました。
窓口は当時、ドイツへ向かう難民で長蛇の列だったのです。
「ありがとう!」とホームへ向かったそのとき気づいたのです。
ウィーン滞在もあと数日となり、ユーロ現金がほとんど残っていないことに…。
戻ると手が空いているのは違うガイドだったので、「さっき彼女にチケットは列車のなかで買うといいよって言われたんだけど、列車でカードは使えるかな?」と聞いてみました。
そのガイドいわく「カードは使えるかわからないし、列車の中で買うと高いよ。OBB(オーストリア国鉄)ファーストクラス用のラウンジでならセカンドクラスのチケットも購入できるから、そこで買うほうがお得だよ」とのことでした!
私はしつこく「カウンターならカード使える?」と聞くと「わからない。けれど、ラウンジでならもっと詳しいスタッフが教えてくれる」というのでラウンジへ向かいました。
ラウンジにはドリンクバーがあって、ファーストクラス客がくつろいでいました。
が、スタッフの姿が見えません。
列車の発車時刻まであと15分だし呼び鈴もないしで若干あせりはじめます。
後から来たおばあちゃんも困っている様子。
結局、待つこと数分だったのですが、10分くらいは待ったような心持でした。
無事チケットも購入でき、カードも使えました。
現地で何が起こっているかはわからないから、時間には余裕を持って出かけましょう!!(特に海外)
列車に乗ったら、リザーブ席以外を探す!
ホームへ急ぐと、すでにセカンドクラスの客が並んでいます。一抹の不安は的中です。ほぼ満席状態。
セカンドクラス車に乗って、予約ランプが点いていない席なら座ってOKです。(その辺のにーちゃんが教えてくれた)
予約ランプの点いているところは予約客が乗ってきますので、あけておかなければなりません。
表示されている区間外でしたら、座っても大丈夫です。
私は一人だったので、わりとすぐに席を見つけることができましたが、数人での旅行をしている人はバラバラになってしまうことも…。
絶対に離れたくない!という人は、あらかじめ予約しておくと安心かもですね。
お隣さんとも気軽に話せた列車の旅
行きも帰りもお隣さんは女性でした。
行きはキュートで感じの良いお嬢さん。
帰りはもはや独り言とはいえないような声量でつぶやく淑女。
手作りマフィンをすすめられたのですが、プラハのカフェルーブルで食べたチョコレートケーキで胃もたれしていたので、泣く泣く辞退しました。
彼女は電車で通り過ぎる駅や風景をつぶさにメモしていたのが気になりました。
何に使うのか聞いてみればよかったなぁ。
積極的に交流するのはあまり好きじゃないのですが、こういう刹那的なやりとりは嫌いじゃない。
プラハに着いたら
駅の観光案内所もまた長蛇の列!!
観光案内所で地図をもらえるのですが、列をかきわけて地図をもらいに行く根性がなかったので、キオスクで地図を購入しました。
有料であるぶん小さな道も載っていて、かえってよかったかもしれません。(自分へのお土産になるし)
また、プラハ駅で撮っておいたメトロの路線図は、私にとってかなり役に立ちました。
無料でもらえる地図にもメトロ路線図は載っていますが、スマホでさっと見られるのは便利なのでオススメです。
地図を開くと、どうしても観光客丸出しになってしまうので、一人旅の時はなるべく避けたい。
メトロは路線が色分けされているので乗り換えがしやすく、時間短縮にもなりますので活用をオススメします。(→プラハでもメトロを活用しよう!)
両替も忘れずに
そうそう、忘れてはいけないこと!
プラハ駅に着いたら、ユーロをチェココルナに両替しなければなりません。
ユーロが使える店もあるらしいのですが、少数です。(カードを使うという手もあるけど)
当時、1チェココルナ5~6円くらいの計算でした。
時間がもったいないので、駅で一番はじめに見つけた両替所で替えました。
たぶんレートは悪いほうだったと思いますが、時間を買ったつもりです。
私が一番乗りだったのですが、そのあとズラーっと行列ができてました。
レートを気にするかたは、街で安いところを探してみてください!
メトロの券売機には小銭しか使えないので、窓口のないところは不便です。
両替したら、小銭を作ってキープしておいたほうが良いです。
駅のトイレも有料で小銭が必要です。
プラハからウィーンへ行く場合の注意点
ちなみに、プラハ駅から列車に乗る場合なんですけれど、10分前くらいにならないと到着ホームが確定しません。
案内板の前にはたくさんの人が待っていました。
私がウィーンに戻ると知ってか知らずか「ウィーン行きを待ってるの?何番ホームかしら?」と話しかけられ、その瞬間にホームが確定したのでお互いに確認してほっとしたり。
旅行者同士はもちろんですが、プラハは主要な場所なら英語がよく通じるのでありがたい。
日本でチケット購入できます
滞在中に忙しい人や、チケットがとれるか不安な人は、日本であらかじめ予約して行くといいかもしれません。
繁忙期など、取りたい時間が満席だと困りますよね。
一番オススメなのは、割安で買えるチェコ国鉄(チェコ語、ドイツ語、英語)のサイトであらかじめ購入して行く方法です。
ただ、これだと外国語なので、ちょっと面倒だなーと思う人も多いですよね。
私は今回は思いつきでプラハに向かったので、当日購入を余儀なくされましたが、初ヨーロッパ旅行の時はレイルヨーロッパで日本でチケットを予約していきました。(日本語対応)
代理店なので若干割高になりますが(今見てきたら、上記ウィーンープラハ間だと10500円になってました)、安心と時間を買ったと思えば安いかなー?
その辺りは個人の価値観によるところは大きいと思いますが、参考までにどうぞ!