パリには南北に2つ空港があって、日本からは北のシャルルドゴール空港発着便がメジャーですね。
他の国への乗り継ぎにもよく使われております。
目次
シャルル・ド・ゴール空港からパリ中心部へ
今回、CDG(シャルルドゴール)空港からロワシーバスを使って中心部まで移動しました。
「ロワシー」というのは、CDG空港の別名です。
ちなみに、南にあるのはオルリー空港といいます。
前回パリを訪れた際は、トゥールーズ(南仏)から飛行機でオルリー空港(LCC(格安航空会社)Easy Jetに乗ってみた話)へ。
オルリー空港からはタクシーを利用。当時、サンジェルマンデプレ教会まで、24ユーロでした。(→滞在時間6時間!弾丸すぎるパリ観光)
パリ中心部からCDG空港へは今回と同様、ロワシーバスを利用しましたので、今回で2回目の利用になります。
CDG空港からのアクセス方法
空港からのアクセスは、ロワシーバスだけではなくてエールフランスバス、在来線(電車)、リムジンタクシー、メータータクシーなどがあります。
選び方としては、パリのどこへ到着したら都合がよいか、人数、予算や荷物の多さなどを考慮しましょう。
所要時間は、交通事情によりますが大体30~1時間です。
電車は一番安くあがるのですが、車内にはスリも多く大きなスーツケースを持っての移動は難易度が高いです。
荷物がコンパクトでかつ旅慣れた上級者向けだと思います。
バスは運賃はわりとお得ですが、バスによって停車する場所がちがうので要チェックです。
ホテルまでの道のりも確認しておくのがベター。
荷物の上げ下ろしサービスはバスによりけりの模様。
タクシーは荷物の上げ下ろしもしてくれるし、ホテルまでドアツードアですが、運賃が高くなります。
あと、物騒な噂(高速道路に強盗が出るなど)も聞くので自己責任で防衛できる人のほうがいいかも…。
思うに、空港からの移動はケチる部分ではないです。
長時間のフライトで自覚している以上に疲れていますし、精神的にも体力的にも余裕を持てた方が良いはず。
荷物を抱えての移動は、スリの標的にもなります。
といいつつも私は、今回バスのなかでは一番お安いロワシーバスをチョイス。
ロワシーバスはオペラガルニエの真裏に停留所がある
ロワシーバス。実は安いから選んだわけではなく、利便性をとりました。
本当はどんなもんかとエールフランスバスに乗ってみたかったのですよ。(^^;)
だけど、治安も利便性も良いとされているオペラ地区にホテルをとったので、ちょうどオペラガルニエの横にバス停のあるロワシーバスが最適だったのです。
オペラ横へ到着するも、歩道の工事をしていて歩けるスペースがめっちゃ狭かったです。
オペラ周辺は治安がいいといっても、日本人が多いので日本人を狙ったスリが横行しているとのこと、要注意。
残念ですが、日本人だっていうだけで狙われてしまうのですよ…。
日本にいると気づかないけれど、世界に出ると「日本人の立ち位置」というものに気づかされます。
そういうわけで、異国ではいつもそうですけど、かばんのファスナーの開け口のところを常に握っています。
何かに気をとられてスリのことを忘れてしまうときがあっても、こうしていれば手品師でもないかぎり、お金など抜き取りようがないですw
それでも、かばんを切られたという人もいたようですが、できることをやりつくしてダメなら最後は運ですね。
究極スリなんてカワイイもんで、お金もまるごと渡してしまった方がいい状況もあるでしょう。
チケット購入方法。車内以外ならクレジットカードもOK
ロワシーバスは11ユーロ(2015年9月)。
ほかのバスよりもリーズナブルなぶん、スーツケースなど荷物の運び入れはセルフ(これがイヤで、エールフランスバスに乗りたかったww)。
チケットはバス内で運転手から購入できますが、空港のバス待合室にある券売機で買うこともできます。(英語対応あり)
帰りでしたら、パリの観光案内所でも購入できます。
券売機、案内所ともにクレジットカードOKでした!
帰りにパリから乗車するときは、自分の利用する航空会社がどのターミナルかチェックしておきましょう!間違って下車すると、移動が大変です…。
フリーWi-Fiもある
ロワシーバス乗車時、フリーWi-Fiへ接続可能です。
ガイドブックは持たずスマホ頼りな人もいるかと思います。移動時間もムダにせず情報収集ができます。(^^)
旅先での出会い。それぞれのパリ旅行
まぁそんなわけで、待合室でロワシーバスを待っていたわけです。
時刻表をみたりウロウロしていると、なにやら日本人らしき人たちもそわそわしていたので、ナチュラルに日本語で話しかけたのです。
そしたら「あ!日本のかたですか!?」という反応。お互いにどう見たって日本人にしか見えないのですけどね。
なんとなく、異国で邦人らしき人をみかけても、気安く日本語で話しかけてはいけない暗黙のルールめいたもの(笑)が存在していませんか?
それで、確認してくださったのだと思います。
一方で私は、いきなり日本語で話しかけたわけですが…。
だって明らかに日本人だもの、確認するの面倒でww
2人組のかたは、お見受けするに母娘のようでした。
あとの2人はそれぞれ別々に来ている若い女性で、2人ともホームステイをするのだと言っていました。ホームステイっていいですよね。
ホストファミリーに名所や知る人ぞ知る名店を教えてもらったりできるし、人恋しくならないし。
共同生活が大丈夫な人はうらやましい~!
そしてやはりパリは日本人、とくに女性が多い!一人旅も多い。
しかし、それぞれパリで何をするかはきっと全く違うのだろうな。
パリへの思いも、目的も、パリでつくる思い出も違う。面白い。
日暮れ前に、スーパーへ買い出し!
まずはお約束…ホテルまで迷いました。
バス停から徒歩5分圏内なのに!w
通りがかりのビストロのスタッフに助けを求めると、GPSでルートを検索してくれました。
迷惑そうな顔は隠さないけど、結局助けてくれるパリの人、好きだわ。
チェックインを済ませたら、急いでスーパーMONOPRIXへ買い出し。
今回も女性の海外一人旅、なおかつ個人旅行ということで夜は出歩かないように、日没までに用事を済ませます。
シャンゼリゼ通りなどは人通りが多いので「暗くなってから歩いてもヨユー!」という話もちょいちょい聞きますが…、私はかたくなに海外では夜の1人歩きはしません。
大体、昼間に歩き回って疲れるので、ディナーをレストランで…という元気もないですし、そもそもディナーって一人で食べに行くものでもないですしねww
社員旅行で香港へ行ったときは、毎晩宴会(ありがたい話けれど)で食べすぎと寝不足で辛かった記憶…。
それに、ランチでもおいしいお料理は食べられるし、現地のスーパーで食材を買うというスタイルも好きなのです。農業大国フランスは野菜や果物がおいしい!
何を隠そう、ホテルでリンゴを切るためだけにVICTRINOXのスイスアーミーナイフを買ったのだw
→ VICTORINOX(ビクトリノックス) ハントマン 保証書付 1.3713 【日本正規品】
リンゴ以外にも、いろいろと役に立ちます。缶詰とか、お菓子の袋とか。
日本のように道具がなくても手で開けられる仕組みではないものが多いので…。
時差ボケ対策には…
夜は、ドーハからパリまで一睡もせずにせっせと愛の妖精 (岩波文庫)(ジョルジュ・サンド)を読んでいましたので、初日からぐっすり眠れました。
最近、フランス語の児童文学を日本語版と並行して読むのが好きです。
時差ボケ対策は、飛行機に乗ったら、早々に時計を現地時間に設定してしまうことをオススメします。
そして、夜なら眠る(目をつむる)、朝になったら読書や映画鑑賞をするなど、はやめに現地時間行動をしてしまうと時差ボケになりにくいです。
こちとら何時間眠ろうが旅先でだって眠れるんだぃ!というのび太君体質な人は、気にせずたくさん眠ってくださいまし。うらやましいぜ。