ダリ展のあとは、先日まで開催していたピーターラビット展へ。
目次
ピーターラビット展へ行ってきた
もう終わってしまった企画展なのですが、メモ代わりとして残しておきます。
ピーターラビットカフェは展示会とは別モノで現在も営業中です!
ピーターラビットがお好きなかたはぜひ☆
Bunkamuraでピーターラビット展が開催されていました
Bunkamra ザ・ミュージアムの企画展って、センスが結構ツボなんです。
以前エリック・サティ展で訪れたのですが、そのときもそのセンスに感激してました。
私が挙動不審なあまり、スタッフさんに警戒されてましたけど…w
ミュージアムショップも大好きで、企画展のショップのみならず毎回寄って何かしら買っています。
Bunkamuraはお芝居を観に来ることもあるし、メンバーズに入会してもいいくらい好きなんですけど、会員制度がないんですってよ…。
んで、今調べたら登録制のオンラインサービスはあるとのことで、早速登録します!!
なんと、無料なんだって…。→My Bunkamra
「かわいい」を何度言っただろう、ピーターラビット展
さて、ピーターラビット展!一つ一つの作品にストーリーが添えられていて、絵を順番に見ていくことで、さらっとお話も知ることができました。
ほとんどが女性客でした。
ちょっと年配の人(ナイスではないミドルな私を含む)が多かったかなぁ。
若い子もちらほらいたけど、ピーターラビットにドンピシャな世代ってどこなんだろう?
もうアンパンマンのように子供のときは絶対通る道的な位置づけなんだろうか?
気づけば、ピーターラビットって生活の中にどことなく散りばめられているのですよね。
学生のころ課題で作った3Dアート(キットだけどw)がピーターラビットだったり。
いただきものの紅茶の缶とか…子供のころに「かわいいからちょうだい」って親にお願いして、小物入れにしていたり。
スーパーやモールのノベルティとかもたまに見かけるし、銀行でもらったペンもピーターラビットだったなぁ。
自然界の厳しさを知る
そんなピーターラビットなので、「この絵見たことある!」というのがたくさんあって感激。
初めて名前を知るキャラクターもいました。
動物をずっと見つめてきた作者だからこそ描ける作品、といった印象で、自然の厳しさや恐ろしさなんかも垣間見られる、ひとくちに「児童文学」といって終わらせては勿体ない作品。
て、私が言うまでもなく!
有名なのが、ピーターのお父さんの話。
隣のマクレガーさんの畑でレタスを食べ眠ってしまって、うさぎのパイにされてしまったという挿話があります。
のっけから主人公のお父さんがパイになってしまったお話を聞かされてビビるわけですが、実はレタスには本当に催眠効果があるんですって。
そんなこともさらりと学べちゃうってスゴイ。
特設おみやげショップがすごかった
滅多に見ないくらい、大きなスペースを使ってグッズを売っていました。
やっぱり、ピーターラビットくらいになるとグッズのバリエーションも多いし、なにより売れるのでしょうねぇ…。
作者のビアトリクス・ポター生誕150周年記念、としてのグッズも多く販売しておりました。
私みたいな人間は、いろいろありすぎると迷って買えなくなるんですけどねw
散々迷った挙句、特設のショップではポストカードを2枚購入しました。
常設のショップのほうにもピーターラビットグッズが増えていたので、そちらで英語版の絵本を購入。
ちょっとお高くて、Amazonのほうが半額ほどお買い得でした。。。
でもいいのだ、Bunkamuraを応援したと思えば!
Kindleでもいい人は、もっとお得だったりする。(0円)→ The Tale of Peter Rabbit
でも0円のは挿絵がないですww
日本語版→ ピーターラビットのおはなし
恐怖の「猫まき団子」
んで、なんといっても衝撃だったのが、「猫まき団子」のくだり。
トムというやんちゃな太った子猫が、ネズミのサミュエルの住処に落ちて、つかまってしまうというお話があるのですが、なんとそのネズミ夫婦がトムを「猫まき団子」にして食べてしまおうとするんです。怖すぎる。
ネズミ怖すぎるよ!
トムはその後命からがら助けられるのだけど、絶対トラウマものの経験。(→『ひげのサムエルのおはなし』)
トムとその兄弟のやんちゃぶりがカワイイ、ほのぼのエピソードはコチラ。(→『こねこのトムのおはなし』)
なんと、ピーターラビットカフェに「猫まき団子」が!!
自由が丘と町田に、 ピーターラビットカフェなるものがあるという噂を聞き、行ってまいりました。
オムライスのラケル系列ということで、卵料理がうんまいんだろうなぁと期待。
野菜が食べたいから、「マクレガーさんの野菜カレー」もいいなぁ♪なんて思っていたのですが…やっぱり猫まき団子のインパクトからは逃れられなかった…。
元ネタと比較して撮ってみた。
必死で猫まき団子を作るネズミ夫婦の図がなんとも…。
ハロウィン仕様なので、コウモリが添えられていたり、下の段にはかぼちゃのグラタンが!
ところで猫まき団子、原語ではThe roly poly puddingというのだとか。
丸めて焼いたプディング…そのまんまなんですが、それを「猫まき団子」と訳した翻訳家のかた、素晴らしいセンス!!
一つの席にかならずピーターかその兄弟がアテンド。かわゆい…。
この子は「よい子」のモプシーちゃん。
残念ながら映画ミス・ポターはアマゾンプライムでは見られないようですが…気になってます。