引き続き、昨年の夏の話。
秋田県北の大館観光してきたよーの話。
目次
大館といえば、「ハチ公のふるさと」
忠犬ハチ公で有名な秋田犬ハチ。
ハチといえば渋谷のイメージが強いですが、実は生まれたのは秋田の大館なのです。
他にも秋田名物、比内地鶏の「比内」も実は大館にある地域の名前。
秋田といえば!な、きりたんぽも大館名物なのですぞ!
温泉もいっぱいあるぞ!白神山地も近いぞ!十和田湖も1時間で行けるんだぞ!
じゅんさい、とんぶり、いぶりがっこもあるぞ!
こんな感じで、魅力いっぱいの大館なのですが、今回はさらっと観光。
JR大館駅を出ると、目の前にハチ公像がお出迎え!
背後にちらついている赤い「鶏めし」の文字がきになりますよねw
「花膳」という老舗の鶏めし屋さんです。→参照:鶏めし花膳(公式)
お弁当は予約しないと買えないものもあるので注意。
ランチのみイートインがありますが、混んでるので要確認です。
スタンダードな「鶏めし弁当」なら、後述するスーパー「いとく」にも売ってます。
駅前には、秋田犬ふれあい処なるものが!
秋田犬ふれあい処。なんて素敵な響き。
しかし、びっくりするほど地味な建物で、入っていいのか?と一瞬怯みましたw
大館市の地域おこし隊の一つ、「秋田犬ふれあい隊」である若き秋田犬あこちゃんと飛鳥ちゃんが、交代で登場します。
時間制で、もふもふしたり写真撮影したりできます。
夏のオープンしたばかりの時に行ってしまい、連日たくさんの人が訪れていたようで、あこちゃんはお疲れモードに見えました。
スタッフさんの計らいかな?この日はケージありバージョンでした。
あこちゃん、ぐるっと囲まれてましたが全員に挨拶していて、お利口さんでした!
ストレスになってもかわいそうだったので、触ったり、じっと見るのはほどほどにしました。
ふれあい館が休憩時間に入っている間、
駅前のベンチで、夏子ちゃんが「ふれあい」当番してくれてました。
ものすっごい落ち着いています。みんなに優しくもふもふされてました。
秋田犬会館へ寄っていこう
こちらにもハチ公の像。
秋田犬保存会が運営している秋田犬会館には、秋田犬の歴史や、秋田犬にまつわる昔話、秋田犬を描いた絵などが収められています。剥製もあったな。
秋田犬を初めて進呈した外国人、ヘレン・ケラーについてのお話も。
外の一角には、日替わりなのか?ネームプレートとともに、秋田犬が一頭。
こちらは、美門(みかど)ちゃん。
会館の入場料は大人200円、子供100円でした。
アクセスは、タクシーがわかりやすくておすすめ(JR大館駅から約15分)ですが、バスの場合は「大館市役所前」下車し徒歩数分。
バスは本数が少ないです。(1〜2時間に1本)
JR東大館駅からは、徒歩15分。
大館能代空港からリムジンバスに乗った場合は、市役所向かいの「ホテルクラウンパレス秋北」が最寄りです。
周辺ホテルから徒歩やタクシーなどで向かってもいいかも。
桂城公園
会館の手前にある、赤い橋を挟んで隣接するのは桂城公園(大館城址)。
かつて大館城のあったところです。
今ではお城の片鱗はなく、普通の公園になってますが、春は桜祭りの会場になります。
昨年は、大館はGWあたりが満開でしたが、今年2018年の開花予想を見ると若干早まるかな?(参照:さくら開花予想2018)
お堀の発掘作業が進められているそうなので、ぜひともお城を復元してほしい!
公園からは、大文字焼きの「大」が見えました。
夏は大文字焼まつりがあります。
昨年2017年は、「大」ではなく「犬」文字焼きで、点の部分がハートマークになるという演出でした。
秋田犬効果でじわじわ注目が集まる中、2018年はどうなるだろう!?
大館グルメの時間です
もふもふのあとは、お待ちかねのグルメ!
大館は秋田を代表する美味しいものの本場です。
大館名物といえば、比内地鶏。
予約必須の大人気店、「比内や」へ行ってまいりました。
比内地鶏の親子丼が人気です!曲げわっぱに入ってきます。
一緒に食べた友人は、「こんな美味しい親子丼は初めて食べた!」と言ってました。
付け合わせには、いぶりがっこ、とんぶり、ふき、などの秋田名物も並んでいて、グルメを楽しむのにぴったりでした。
混雑してて並んでいることも多いので、予約がベター。
食べログも参考に、食べるものを決めてもいいかも。→比内や 大館本店(食べログ)
「比内やに来たら焼き鳥」とも言われていますので、セットメニューにこだわらずにアラカルトで楽しむのもいいかも。
アクセスは秋田犬会館や桂城公園付近(市役所エリア)から徒歩10分くらいです。
冬はきりたんぽ鍋もおすすめ!
秋田の冬は、きりたんぽ。夏に食べてもいいけどw
きりたんぽの有名店は、元祖むらさき(食べログ)というお店です。
上記の比内やにもきりたんぽメニューありました。
大館地方の一般家庭では、米をきりたんぽのように伸ばさず、小さく丸めた「だまっこ」を食べることが多いです。
スーパーにも「きりたんぽ」パックと並んで「だまっこ」パックが売ってたりしますw
冬には、きりたんぽ各店が集う、きりたんぽ祭りもあります。
食べ比べができて楽しいので、イベントに合わせてきてもいいかもしれない。
お土産はいとく大館ショッピングセンターが便利
スーパーで買うの!?て思うかもしれませんけど、地元出身の人が里帰りした場合もいとくで買って自宅に送っちゃうと言っていました。なんと合理的。
大館は「いとく」というチェーンのスーパーがいくつかあるのですが、そのでっかい店舗がいとく大館ショッピングセンター。
大館駅から歩くと15分くらい、バスで3分の距離です。(秋田犬会館までの道のりの半分くらいあたり)
大館は車社会なので、公共交通機関を利用したい旅行者にはちょっと不便なことも多いなぁと感じます。(^^;)
いとくショッピングセンターは3階まであります。
1階がスーパーと食品、2階に生活雑貨や衣料品、3階は進物コーナー、本屋やレストラン、郷土品展示場(曲げわっぱや秋田杉の製品などが買えます)と分かれています。
1階には食品のお土産コーナーがあり、大館みやげはもちろん、秋田みやげのみならず、青森みやげ、北海道みやげまでありましたw
きりたんぽ鍋セット、稲庭うどん、比内地鶏のレトルト系とか…箱入りの「定番みやげ」的なお菓子(お饅頭とかお餅系)も平積みされてました。
秋田の枝豆を使用したお菓子、大文字焼きをかたどったあんこ入りの和菓子、秋田の小豆を使った干菓子「もろこし」、秋田犬の形をしたお菓子、はちくんサブレとか…
細々見てるといろいろあるので、結構あっという間に時間が経ちますw
変わり種だと瓶入りのじゅんさいだったり、夏の時期だと【青森】弘前駅からバスで岩木山神社に行ってきたよ!にも書いたんですが、岩木山のとうもろこし「嶽きみ」も、いとくで売ってます。
地酒や地ビールもいいよね。大館の隣の小坂町ではワインも作ってます。
空港を利用する人は、空港のお土産ショップもいいかもしれません。
量的にはいとくより少ないですが、少数精鋭って感じの印象は受けました。
でも後で後悔するといけないので、街でも見ておくと安心。
ザギトワ選手に進呈したという、空港限定(秋田空港、大館能代空港)のあの秋田犬のぬいぐるみは、現在売れ切れているそうですが、後日再販するようです。
時間があったら温泉も!日帰り立ち寄り湯でも、宿泊でも。
大館は温泉の街。
宿泊施設でも立ち寄り湯で利用できるところがあります。
空港付近なら
伊勢堂岱遺跡 縄文の湯 がアクセス良し。(車で約7分ほど)10:00〜21:00 ※宿泊や食事もできます
大館駅付近なら
沼館温泉会館(大館駅から車5分、もしくは徒歩20分)6:00〜22:00
地元のおばあさんが通ってると言っていたのは、ビジネスホテル併設のぽかぽか温泉。(付近にバス停あり、大館駅から車5分ほどの距離)5:30〜23:30
※ドライヤー有料、アメニティ持参推奨
少し離れるけれど、自然に囲まれたユップラも広々していてよかったです。
私がユップラに行ったのは5年くらい前ですが、日によって狭い風呂場のときもあるそうです。6:00〜22:00
市街地から離れるからか、運動場があったり自然散策路があったり。
こちらも、宿泊や食事もできます。ドライヤー有料でした。あと、アメニティは持参して行ったほうがいいです。
他、宿泊者のみになりますが、温泉併設のホテルもあります。
宿泊を考えている人には、こちらのほうがアクセス的にも時間的にもいいかもしれません。→ 大館のホテル(楽天トラベル)
大館までのアクセス
さいごに、東京からのアクセスざっくり書いておきます。
現地での足を考えると、飛行機+レンタカーが一番便利かなと思います。
大館能代空港利用なら、羽田から約1時間15分+リムジンバスにてJR大館駅まで約50分。(手前で降りるならもう少し短時間)
JR東京駅から新幹線と特急なら、約4時間30分。(弘前から特急で約36〜42分の距離です。弘前と合わせて観光するのもありかなー?→東京から弘前までの公共交通アクセス3つ比較【新幹線・飛行機・高速バス】)
池袋から夜行バスだと約9時間半。
ちなみに、東京(もしくは東北新幹線沿い)以外だと、現地から秋田空港+つがる下り(空港からのリムジンバス込みで2時間半弱)か、羽田経由で乗り換えて大館能代空港利用ですかな。
海外からの観光客も増えていると聞きましたが、まだまだ他の東北の県と比べると旅行者数の少ない秋田…。
世界遺産の自然や、雪景色、温泉、美味しいもの、色々揃ってるので、ぜひ行ってみてほしいなーと思います!