イムディーナはマルタ島の真ん中あたりにあって、小高い丘の上にある、中世の街並みが美しい旧市街。
かつては首都のあった場所で、貴族の邸宅や教会などが残っています。
ヴァレッタ付近からは、日帰りで訪れる人が多いです。
目次
古都イムディーナ
「静寂の街」の異名を持つイムディーナは、観光客も多く訪れますが、ぶらぶらお散歩するだけでも結構満足できちゃう!
ヴァレッタは街全体が世界遺産で素晴らしいですが、ちょっと裏通りに入ると生活感もしっかりあるのに対し、イムディーナはテーマパークかのように整っていて綺麗でした。
鳩フンとか謎の液体も落ちてないしww
イムディーナの城門(メインゲート)を入るとインフォメーションがあり、地図がもらえるのでゲットしておきましょう!
城壁の外には公衆トイレもありました。(入り口に係りの女性が座っていたので、お金を払うのかと思ったら無料だった)
ヴァレッタからだと、バス50、51、52、53のどれかに乗れば着きます。ざっくり。
私はこの日はホップオン・ホップオフバスに乗っちゃいました。(20ユーロ)
ぐるっとマルタ島をまわって景色を見ておきたかったし、体力があんまりもたなくても、最悪乗り降りせずに乗りっぱなしでも楽しめそうだったのでw
基本、そぞろ歩いただけです
ミュージアムとか、ビデオ上映とかも気になったのですが、今回はスルーしてしまいました。
貴族の邸宅(ノルマンハウス)も見学できるので、時間のある人は色々回ってみるといいかと思います。
あ、ちなみに、「そぞろ歩き」とは「ぶらぶら歩く」という意味です。そのまんまw
聖ロクス教会(St. Roque Chapel)
ところどころにカフェ、レストラン、お土産店などが点在してます。
なんかね、イムディーナに限ったことではないんですけど、ところどころアラブ感もあって、それこそ中東を旅したことがない私には楽しかったです!
マルタ語もアラブの言語にルーツがあるし、滞在中は他のヨーロッパにいる時よりも「異国に来た!」って感覚が強かったです。
バスティオン広場からはあたりの景色が見られます
イムディーナは丘の上にあるので、眺めが良いのです。
若干のドラクエ感を味わいつつ…w
可愛らしく美しい建物たちに癒され…
満足してくると…
当然、お腹が空きますww
イムディーナに来たら寄りたいカフェ「フォンタネッラ」
どうやらネット情報によると、フォンタネッラ(Fontanella Tea Gardens & Vinum Wine Bar)というカフェが俄然人気らしい!
ということで、行ってみることに。
フォンタネッラはケーキが有名らしいのですが、お腹が空いている私はまずはサンドイッチをオーダー。
そして、ケーキもチョコレートケーキが人気らしいんですけど、いやこの暑い中チョコはないよなってことで、レモンチーズケーキにしました。
でも、サンドイッチとケーキ両方をいっぺんに食べるのはきつかったww
だからいつもケーキを食べる機会を逃す…。今回は頑張りました。
高台にあって、眺めも良かったよ。
聖パウロ大聖堂の見学へ!
大聖堂の入り口は右に回り込んだところなのですが、チケットは向かいの大聖堂博物館で購入します。
ヴァレッタの聖ヨハネ大聖堂を模倣して作った、貴族や牧師のお墓があります。(→ヴァレッタの聖ヨハネ大聖堂へ。豪華なバロック様式とカラヴァッジョ作品の見学。)
聖パウロの活躍を描いた天井画。
表から出て、撮った写真。
城壁の外へ
なんと、城壁も美しいんですよね…
美しい街並を残すために、建築規制もあるらしいですよ。
結構満足したんですけど、全部は回りきれてないのでまた来たいです。
で、今度はチョコレートケーキを食べる!
というわけで、お次はラバトへ。
ラバトをぶらぶら
ラバトは「郊外」という意味そのまんま、肩肘はらないカジュアルな雰囲気の街。
可愛らしい家が並んでます。
見どころとしては、聖パウロ教会と洞窟、聖パウロのカタコンベ(地下墓地)や聖アガタのカタコンベ。
ローマ時代のイムディーナでは、使者を城壁内に埋葬できなかったため、ラバトにカタコンベを作ったと言われています。
地下墓地…と聞いてあんまり行く気になれなかった私はスルーしてしまったんですけど、迷路のように入り組んでいるらしく、なかなか見る機会もないと思うので、興味のある人は行ってみるといいかもしれません。
なんかこの日は本当にやる気なかったなぁw
聖パウロ教会と洞窟
聖パウロの乗った船が難破してマルタに漂着し、この教会の地下にある洞窟で布教活動を行なったといわれています。
入り口は向かって右側からぐるっと回って、ウィニャクール博物館(Wignacourt Museum)のある通りにありました。
広場
聖カタルドゥス教会と地下墓地
ここにも小さいカタコンベが。
こんな感じで、
私は結構スキップしてしまった部分が多いんですけど、ゆっくりじっくり見学しても日帰りで余裕です。
ちなみに、イムディーナ(Mdina)はアラビア語で「城塞都市」という意味で、イムディーナに隣接したラバト(Rabat)は「郊外」という意味なんだとか。
アラビア語っぽいなーとは思ったけど、そのまんま、アラビア語だったね!
お次は、ホップオン・ホップオフバスで通りすがった海岸などの写真を載せていきますー。