成田からヘルシンキへ!初めてフィンエアーを利用

今回、初めてフィンエアーを利用してみたので、そのレポを書いておきます。

思ったよりも長い記事になってしまいましたw

 

フィンエアー利用レポ

利用の経緯として…

今までは、比較的割安な中東系(エミレーツ航空、カタール航空)を使っていたのですけど、予約当時カタールいじめ?的な問題が発生していたので、中東経由で移動している間に何かが起こって足止めされたら敵わない…と思って、避けることにしました。

エミレーツ航空もカタール航空もサービスには概ね満足していて(エコノミーの分際でそこまで言えないしねw)、サービス面というよりは安全面での選択です。

 

過去にこんな記事書いてました。

エミレーツで成田からニースへ。トランジットのドバイ空港はWifiも食事もお土産も充実!

空の五つ星!カタール航空でベジ食オーダー

 

ちなみに、安さ重視でいえば中国系のフライトが一番安いみたいですけど、利用したことはありません。

 

ヨーロッパまで直行!

フィンエアーはヨーロッパへ直行なので、楽チンです。

中東まわりは必ず乗り継ぎ便になるのですが、東京からドーハやドバイまでの所要時間と、東京からヘルシンキ(フィンランド)までの所要時間はさほど変わりません。(便によって乗り継ぎ時間の長短はありますが)

中東まわりであれば、ドーハ・ドバイなどからさらにまた5、6時間かかるので、運賃の割高さは時間を買っているということになるかも。

 

 

 

 

フィンエアーの客層は女性が多かったように感じました

中東まわりの便に乗ると、旅慣れたおひとりさま男性やビジネスマンが多いように感じます。

まぁ、たまたまかもしれませんが…、女性客が数えるほどしかいなくて、ちょっぴり肩身の狭い思いをすることしばしば。

(でも、エミレーツってツアー客も多いと聞くのだけどねぇ…時期にもよるのかな)

 

対して、フィンエアーはカップルやご夫婦、女性グループ、柔らかい雰囲気の男性が多い印象。

後から思ったのだけど、ヨーロッパ方面へ行く客層(主に観光旅行)、ということだろうか?

フィンエアーがヨーロッパ中心になるのに比べ、中東まわりだと中東で降りる人もいれば、ヨーロッパやアフリカに向かう人、アジア方面へ戻る人、それこそ色々ですものね。

 

特に、フィンエアーはビジネスとエコノミーの間にある「エコノミーコンフォート」はほぼ女性で埋まっておりました。

というのも、このエコノミーコンフォート…マリメッコのポーチに入ったアメニティがもらえるからなのですなぁ。

席がちょっぴり広いらしいけど、ほんの少しだけ。(公式サイトには8〜13センチ広いと書いてあった)

 

 

エコノミーコンフォートの利点?

エコノミーコンフォートに座らなくても、コップやナプキンなどでマリメッコ柄が楽しめます。

まぁ私だったらアメニティをもらうより、エコノミーとの差額でマリメッコの店舗で気に入った商品を買う方がいいかなと思うんですけど…ww

ただ、エコノミーコンフォートに座っているのがアメニティ目当ての女性陣!であることは、大きなポイントなのかも。

 

なぜかというと…

実は私の後ろに座っていた日本人男性(推定60〜70代)が最悪だったんです。。。

詳しくは書きませんが、一歩間違えばセクハラにもなるような行動、迷惑行為をギリギリのラインで繰り広げてくるツワモノでした。

お育ちが悪いだけであって、わざとではないと仮定しても、私が大柄な男性だったらきっとこんな態度とってないだろうなーという感じもあり、余計に胸くそだったんですけどもw

傍若無人な振る舞いをしておきながら、隣の男子大学生に、「海外行くときは云々、飛行機の中ではこうするもんだ云々」とご高説を垂れていたのも驚きました。。

というわけで、フィンエアー全く関係ないけど、旅の始まりは最悪だったんです。

グチですお目汚しすみませんm(_ _)m

 

で、何が言いたいかというと

席は選べても隣人(前後左右)は選べない、ということ。。

そういう意味でも、エコノミーコンフォートでマリメッコのアメニティが欲しい女子たちに囲まれた方が、快適に過ごせるのでは…と思った次第です。

偏見です、すみません。

 

 

ちなみに、書いてて思い出してイライラしてきたんですがwこういうとき、アテンダントさんに注意してもらうべきなのかなぁ?

それこそ、どううまく説得してもらっても私がお願いしたことはバレてしまうだろうし、「告げ口した」って嫌がらせが始まりそうで言えなかったんですけど…。

とにかく、運が悪かったとしか言いようがない…。

 

 

 

機内食

さてさて、気を取り直して機内食の写真。

これは多分、帰りの便。

出てきたときは、私には量が多いかなと感じましたが、後から写真を見るとそうでもなかったね。

飛行機の中でお腹が膨れてなかったら、きっと足りなかったかもw

パンは大体手をつけずに残しちゃうけど、本当は全部つまんで色々食べたい。

 

おまけのようについてくるフィンランドのチョコレートや、ヨーグルトがかなり嬉しい。

ロングフライトの時は、途中でアイスを持ってきてくれたり、チョコレートを配ってたり、スナック類も楽しみなポイントです。

 

ヘルシンキからシェンゲン内の移動時…

ヘルシンキから、目的地へ向かう時の飛行機は国内線のような、通路一列左右に3席のタイプでした。(日本からヘルシンキは、通路二列3・4・3席でした)

で、2〜3時間くらいならトイレも余裕だから窓際で!と思っていたら、思いの外トイレに行きたくなって後半辛かったですww

一番後ろの席にしてしまったので、トイレに行こうにも行列ができてて出られないし(通路側の2人が一旦出られるスペースがない)

もはやぼうこう炎を覚悟していたんですけど、到着後はなんと後方のドアが開き、サクッと降りることができました。(全ての便で後方からも降りられるかどうかはわかりません)

 

前の席に欧米系の乳児がいて、着陸後の待機時間に座席の間からのぞいてきたので、ゆるーく変顔をしてみたんですよ。

そしたら喜んでくれて、キャッキャッってリクエストされてしまい、降りるまで変顔をし続けましたw

降りるとき、その子は私についてこようとしてましたけど…人懐っこいのは可愛いし癒されたけど、ちょっと心配になりました。

そしてなぜか、ハーメルンの笛吹き男が頭によぎった朝でした。

 

あ、その後は無事トイレに駆け込むことができましたー。。混んでたけど。

 

***

 

珍しい体験。空の上で満月を見ることができました。

だんだん太陽が昇って明るくなってます。

 

 

ヘルシンキ空港にて

成田からヘルシンキに到着した後、私は乗り継ぎ便までの時間が空いていて、さらに夜を挟んだのでヘルシンキのホテルに宿泊することにしました。

なので、ヘルシンキで出国手続きをしました。

 

パスポートコントロール

ヘルシンキでのパスポートコントロールは、雑感として意外に厳しいのかな?と感じました。

というのも、パリもニースもウィーンも、審査官同士はおしゃべりしながらテキトーにスタンプ押して「はいどーぞ」だったのでww

相手がテキトーなのか、日本人が安心されているのか、謎ですけど。

 

ちゃんと、「日本から来たの?」「滞在の目的は?」「何日間?」「一人で来たの?」と細かく聞かれたのは中学生の時以来(ロサンゼルス空港)でちょっと嬉しくなりましたw

これだよ!パスポートコントロールってこれだよね!みたいな。

確かに、ここで入国したらシェンゲン内は自由に出入りできるのだから、最初でしっかり「おかしな人じゃないか」調べるのは当たり前なんですけどね。

 

 

自動出入国審査

一方、帰りの時は人生初!自動出国審査の機械を通りました。

自動で審査OKなのは、EU、スカンジナビア、スイス、日本、韓国と決まっており、それ以外の国は審査官のところへ行かなければなりません。

パスポートを読み取り機にかざして、正常に読み込まれたら、今度はカメラの前に立ちます。(帽子、メガネを外す)

OK表示が出たら、今度は審査官にパスポートを渡し、スタンプを押してもらいます。

 

ところが、パスポートを読み取り機にかざすのがコツがいるようで、私はなんどやってもダメw

改札でピンポーン!て止まるくらい気まずい。

なんどトライしてもダメで途方に暮れていると、近くにいた何処かのツアー会社の添乗員さんが見かねて助けてくれました。

まぁたまにある事態らしく、パスポートと機械の相性の問題なのか?よくわかりませんが、機械を変えると大丈夫なことがあるとのことでした。

それを察知した隣のレーンの人も快く順番を譲ってくれて、今度は1回で読み取りOKとなったのでした。

出国スタンプは、無言でじっと顔を見られながら押されましたw

もう7年前のパスポートだからねぇ…顔も劣化してるしね…って違うか。

 

 

乗り継ぎ待機は、ヒルトンに泊まりました

約10時間エコノミーで移動した後、乗り継ぎ便を待って一晩空港のベンチで過ごすのはさすがに辛いので、今回はホテルに宿泊する事にしました。

次のフライトも朝早かったし、街まで出るのは諦め、空港併設のヒルトン・ヘルシンキ・エアポートに予約を取りました。

これがなかなか快適。飛行機のジェット音が聞こえないし、とても静か。

 

詳しくは、別の記事にまとめます。