市街地の駅(Avignon Centre)へ到着。
城壁に囲まれた古都、アヴィニヨンです。
「ローマ法王のバビロン捕囚」時代のカトリックの中心地。
ヨーロッパ最大のゴシック建築の教皇庁宮殿(法王庁)およびアヴィニヨン歴史地区は中世の面影が色濃く残る世界遺産です。
駅から城壁の内側へ入り、まっすぐ進めばメインストリート。
城壁の中へ入る前、つまり駅前なんですけれど、ちょっぴりさびれた雰囲気で治安大丈夫かしら…と心配になりましたが、メインストリートには沢山の人が歩いていて活気がありました。
カフェや洋服屋、ドラッグストアなどのお店で賑わっており、ゆったり歩くと10分ほどで時計台広場に出ます。
途中に、観光案内所も(日本語の地図あり)。
時計台広場のオペラ劇場を通り過ぎ、さらに進むと法王庁。
リゾート地とはまた違う、のどかでゆったりした時間が流れている街です。
ニースとは対極的なのかもしれません。
時計台広場のカルーセルの写真を撮っていると、犬を散歩させている男性が「撮ってあげるよ」と声をかけてくれました。
その男性は悪い人ではなさそうでしたが、一人旅で詐欺や盗難につながると怖いので、せっかくのご厚意でしたがお断りしました。
残念そうな顔をしていたので、もう少し気の利いた言い訳をするべきだったか…と反省。
本当にみんな親切で、法王庁では、受付のスタッフが日本語の話せるスタッフを呼んでくれて、館内を案内してくれました。
ただ、地球の歩き方に日本語の音声ガイドありと記載されていましたが、ないと言われました。
ゆっくり見学して、2時間ほどです。屋上に出ることもでき、夜はライトアップが綺麗です(城壁もライトアップされます)。
法王庁の裏手にはロシェ・デ・ドン公園があります。
ローヌ川越しの景色も素晴らしいです。対岸の中洲、ヴィルヌーヴ・レザヴィニョンにも歴史的建造物や美術館などの見どころがあります。
このアヴィニヨン、夏は演劇祭でにぎわうようです!