リストゆかりの地ブダペストで、クラシック好きなら訪れたい場所の一つ。
リスト音楽院のあるOktogon駅から一駅分歩いたVőrősmarty utca駅に、リスト・フェレンツ記念博物館があります。
リストが実際に住んでいたアパートの一部を使っており、使用していたピアノ、家具や調度品、ゆかりの品々、肖像画、再現された部屋などを見学できます。
リスト・フェレンツ記念博物館
このように、外観は普通のアパートにちょっとした案内板が掲げられているだけなのです。
でもメトロ1番線Vőrősmarty utca駅のあるアンドラーシ通りから曲がればすぐなので、見落とすことはないと思います。
駅の名前は「ヴルシュマルティ通り」という意味で、大通りのアンドラーシ通りを横切っています。
受付は2階へ
アパート内に入ると警備員がいますが、博物館の受付は階段を登って2階です。
受付で気づいた事実…ちょうど私が訪れた30分前にコンサートが終了していたらしい…。
まぁコンサートが開催していたことすら知らなかったので仕方ないのですが、、、滞在期間内のスケジュールを確認してみるといいかもしれません。
(ちなみにこの日は土曜日の11時〜とかそんな感じの時間でした)
日本語のオーディオガイドがあります。
写真を撮りたい人はフォトチケットも忘れずに購入しましょう!
私の前に受付でチケットを購入している年配のご夫婦も日本人でしたが、オーディオガイドもフォトチケットも利用してませんでした。
でもちゃっかり?知らずに?写真撮ってたんだよなぁ…ちょっぴりモヤモヤ。
ちなみに、オーディオガイドは結構ボリューミーです。
実際に利用していた家具、ピアノなど
リストの利用していた机。
机の引き出しから鍵盤が!これ作曲するのに便利なんだって。
美しいお部屋を再現。
奥のベッドは、実物ではなく似たようなものらしい。
実際に使用していたピアノだそうです。
展示スペースは3室とこじんまりとしていますが、オーディオガイドが充実しているのでじっくり見学してくことになります。
時間のない人はささっと見れば15分もあれば終了…なんて人もいるのではないだろうか。
ゆかりの品々や肖像画、胸像なども
手紙は、ハンガリー語と英語の訳がおいてありました。
リストの肖像画はもちろんですが、家族やゆかりの人物のものもありました。
晩年は写真も残っています。
実はここに来る前にもうちょっとリストについて勉強してこようと思っていたんですが、書籍の購入が間に合わず付け焼き刃となってしまったのでした。(帰ってきてから読みました。良書です。→『リスト(作曲家・人と作品シリーズ)』)
でもオーディオガイドのおかげで大満足の見学となりました。
小規模で肩透かしを食らったという感想もちらほら聞きますが…のんびりした静かな雰囲気も好きだし、私は良い時間を過ごせたなぁと思います。(^^)
いつも思うんだけど、博物館や美術館に来たらもっとメモしておくべきだなって反省。色々記憶が抜け落ちてます。。