昨年末の名古屋滞在中、愛知県美術館へ行ってきました。
目次
愛知県美術館のコレクション展へ
今回訪れた目的は所蔵品のクリムト作品。(ピカソ、シャガールなどもありました)
コレクション展は数か月ごとにテーマを変えているそうなので、またしばらく経って訪れた時には新鮮さを感じられるかもしれませんね。
私が訪れた時は、戦争系(反戦)の作品がクローズアップされていたような?よく覚えてなくてすみません。
もうちょっと時期がずれたらコートールド美術館展(企画展)だったのは惜しかったなぁ…と思いつつ(2020年1/3〜現在開催中ですね)ってか、東京でもやってたじゃないか…。
感想とか雑感とかを写真とともに
さて、所蔵品は写真撮影OKなので、いくつか撮っておきました。
といっても、いつものようにほぼ最後の展示室まで撮らずじまいでしたけど…。
寄託品の撮影禁止マークを見つけるまでそのことに気づかなかったんですよ。あー、残念!
クリムト作『人生は戦いなり(黄金の騎士)』
写真だと伝わらないかもしれないけど、ドンっと迫力がありました。(語彙力…)
クリムトの作品はウィーンでいっぱい見たのに、一枚も写真撮ってなかったのが今となっては悔やまれます。
けれど、図録や写真だと絵画から溢れ出る熱量がどうしても伝わらないし、感じ取れないから(私が鈍感なのか?)まぁよしとします。
本物の目の前にいる時に感じ取れる情報量の多さってやっぱり違うんですよね。ふしぎなもんだ。
こちらの記事もどうぞ(クリムトの写真はないけどね!シーレのも撮ってない)→【ウィーン】レオポルド美術館でシーレとクリムト鑑賞
マックス・エルンスト作『ポーランドの騎士』
馬モチーフを撮りたがりです。
この青と白が気に入って、グッズ売り場でノートを購入しました。
フランティセック・クプカ『灰色と金色の展開』
パリで美術館めぐりをして自覚しましたが、私はモダンだったり抽象画が好きだってことなんですけど、このクプカは抽象画の最初期の作家なんだとか。チェコの人ですね。
キュビズムもわりかし好きですが、対象物がまだわかるものよりも抽象化されきった物のほうがやっぱり好き。(抽象化されきっているかどうかは、見る人によるかもしれませんが)
作家も生身の人間だから、時期によって作風が違ってくるのも人生の変遷を垣間見られるようで面白いなぁと思います。ピカソ然り。
ここで出会った一枚の絵から、様々な方向へ興味が湧いてくるのは美術館めぐりの醍醐味のような気もします。
さいごに
写真は撮れていないんですけれど、熊谷守一氏の猫ちゃん画が可愛かったなぁ。
キーホルダー、ハンカチや一筆箋などのグッズになっていました。カレンダー買えばよかったな。
10階の美術館内にあるミュージアムショップでも良いですが、下にある誰でも入れる方のアートショップ(愛知芸術文化センター内)はクレジットカードが使えるので便利かと思います。
芸術関連の書籍なども置いてあって見応えありました。
でも、ミュージアムショップ限定品もあるかもしれないので、ご注意ください!
開館時間
10:00〜18:00
金曜は20時まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日
月曜日(祝日に当たる場合はその翌日)
年末年始(12月28日から1月3日まで)
展示替え等による整理期間
観覧料
一般 500円
高校・大学生400円
中学以下 無料
(公式ウェブサイトより)
ネットショップで売ってた!