富士山登山の取材日記。

※1回目の富士登山は2013年9月、2回目は2015年8月。

過去記事の加筆修正&取材日記として。

富士登山は、宗教的巡礼

富士山が世界遺産に登録されたのは、2013年。

くしくもその年に初めて登ることになったわけですが、富士山といえば古来より信仰の対象とされており、「登拝」や「遥拝」が行われていました。

遥か遠方から拝むのが「遥拝」なら「登拝」はご神体に登らせていただくことでご神徳を賜るということ。

富士登山はまさに宗教的「巡礼」。

DPP_201508270029

現在、富士登山にのぞむ人たちのほとんどはそういったことを意識しておらず、海外からの登山者も増えて観光地化しています。

DPP_201508260042

たくさんの人たちに開かれ敷居が低くなったことは喜ばしいことですが、いまだ富士山信仰のもと「登拝」をおこなう人たちもおられますので、神聖な場であることを忘れてはならないと思います。

「信仰」という気持ちは持てなくとも、古くから人々の心を支えてきたものへ敬意をはらうことは、自然なことではないでしょうか。

DPP_201508260011

高山病対策をしっかりと

さて、一般的な富士登山は五合目から登り始めます。

五合目はすでに標高2000メートルを超えていますので、食事をとるなど1時間ほどゆっくりして「高度順応」をすることをオススメします。

DPP_201508260004

富士登山のポイントは高山病予防です。

登山靴、ザック、インナーなど装備をしっかり整えることが基本です。

DPP_201508260008

登山の日までのトレーニングとしては、通勤通学の際に駅の階段を使う(エスカレータを使わない)、ストレッチ、腿揚げやスクワットなど基礎体力をあげることに集中します。

当日は早く歩きすぎない、こまめな休息、行動食や水分補給をしっかりとること。

心配な人はガイド付ツアーがオススメです。

DPP_201508260046

ご来光をめざして

3,4時間かけて山小屋(七合目~本八合目)まで登り、夕飯を食べ仮眠をとったら頂上をめざして出発します。

山小屋では寝袋ひとつ分が1人分のスペース。

就寝時はマスクや耳栓が役立ちます。

仮眠後は真っ暗な道を進むので、ヘッドライトが必須です。

登り後半戦、疲労も出始め寒さも身に染みてきますが、もうひと頑張りです。

星々や月がとても綺麗に輝いていて心がほっとします、休憩時にはぜひ空を見上げてみてください!

DPP_201508260071

頂上へは、ご来光時間より早めに到着しました。

体力に応じて、小屋で温かい食べ物をいただきながら待機したり、お鉢巡りに向かいながらご来光を眺めたり。

富士登山はくだりがきついので、頂上に到着した時点で余力が残っていない人は、お鉢巡りは見送ったほうが良いでしょう。

くだりは、疲れてくると転びやすくなるので注意。

今回、私個人としては体力がしっかり残った状態で下山できたので、体調管理面は成功です。

DPP_201508270024

おまけ。登山占い

ところで、山岳信仰で来年の運勢を占う方法のひとつに、山登りをするというものがあるそうです。

登山開始~下山までを1年とみて、苦しかったのはどのあたり(時期)だったか、どんな気持ちだったか、自分のコンディション一つ一つを見つめて、占うのだとか。

この富士登山で1年を占うとしたら…、と考えてみるのも面白いかもしれませんね。

スポンサーリンク







シェアする

フォローする




スポンサーリンク