福井、越前大野城と城下町

名水の湧く越前の小京都、大野

まずは、越前大野城へ。越前大野城は戦国時代、織田信長の家臣である金森長近が築城しました。

標高250メートルの亀山の頂上にそびえる城は、天空の城とも呼ばれております。

朝靄の立ち込める時間帯に近隣の山から眺めると、雲海の中からその姿を現します。

(天候などの条件がそろうことが前提)

通常は9時開館ですが、10月~11月は朝6時開館となり、雲海を眼下に景色を楽しむことができるそうです。

IMG_1688

越前大野城へのアクセス

アクセスは、越前大野駅から徒歩約20分。

電車で来られるかたは、九頭竜線の本数が少ないのでご注意。

(時間帯によっては2時間に1本)

勝山永平寺線「勝山駅」からは路線バスで約30分です。

(京福バス「勝山ー大野線」)

私はこの日もたくさん歩く予感がしたので、体力を温存するために宿からタクシーで城まで向かってもらうことにしました。

が、タクシーが入れるのは城のある亀山公園の入口まで。

いくつか登り口がありますが、一番登りやすい南登り口で降ろしてもらいました。

天守までは、自分の脚を使って20分かけて登らなければなりません。

IMG_1672

石畳の道を歩いてゆきます。

早く登りたかったので、ショートカットである階段をたびたび利用しました。

ちなみに西側から登ると、より急な階段が待ち構えているそうです。

道中、本来の登城の道で、家臣たちが通ったという坂への分岐があります。

地図をみた感じですと、ゆるやかな坂になっているようでした。

IMG_1674

せっせと足を運び、門をくぐるといよいよ本丸跡です。

IMG_1675

本丸跡の資料館を見学

遺跡感満載の石垣は、16世紀後半(中世、戦国時代)に一般的であった、石を加工せずに積み上げる「野面積み」と呼ばれる方法で作られたもの。

一見粗雑に見えるけれども、水はけがよく強固な作りなのだそうです。

一方、越前大野城よりも時代が下ったのちに築城された福井城、こちらにみられる石垣は石を加工してから積み上げているので、整っていて洗練された印象です。

IMG_1679

天守は江戸時代には火災によって焼けてしまい再建されましたが、廃藩後には例にもれず壊され、昭和に入ってようやく今の形となったようです。

お城の中は資料館になっていて、様々な展示物が並べられております。

公園にある像は、藩主土井家の七代目である利忠と、先述の築城に携わった金森長近。

土井利忠は、倹約と地場産品推奨、鉱山の藩直営化、人材の登用、金融業などにより赤字のつづく藩の財政改革を成功させました。

他にも、学問所『明倫館』を創設し身分を問わず学問を推奨。

藩の知力を鍛え、人材の育成に尽力。大野藩では洋学が盛んであったようで、資料館には外国語の展示品が並んでいます。

城のつくり自体は、山城にも関わらず内堀と外堀をめぐらすなど、中世には例を見ない新しい様式の作りだったようです。

ちなみに、地元の方は「越前大野城」とは呼ばずに「亀山」と呼ぶそうです。

亀山公園は、お散歩コースになっているのだとか。いい運動になりました!

城下町を散策!名水の町のおそばを堪能

その後は城下を散策。

石畳の七間通りには古い建物が並んでいて朝市も開催されており、地元の新鮮な農産物が並んでいます。

朝市はなんと400年も続いているとのこと、土井利忠(7代目藩主)の財政改革のひとつ(地場産品の推奨)の名残だそうです。

また、武家屋敷や藩主隠居所の見学もできます。

越前大野は名水百選の街です。

名水百選の御清水のほかにも清水が湧いており、街のいたるところで手に入ります。

お水の美味しい街は得てしてお料理も美味しいものです。

福井の名物料理といえば、手打ちの「越前おろしそば」とのこと。

蕎麦は、水の美味しさを存分に味わえます。

IMG_1658

朝、宝慶寺へ向かう前に小腹を満たそうとのれんをくぐったのは老舗の「福そば」。

スタンダードなおろしそばをいただきました。

おろしそばだけですと、男性やたくさん食べる方には少ないかもしれません。

どんぶりとのセットなどもあります。

遅い昼食は、越前大野城のふもとにある「はいから茶屋」にて地元産の素材を使った「ふるさと御膳」。

IMG_1716

夕飯は「梅林」の蕎麦をいただきました。

福井の名物としてソースかつ丼があげられるんですが、越前大野では湧水で作った名産の醤油を使った、醤油かつ丼を出しています。

ちなみに「梅林」でも醤油かつ丼が人気。他にも城下には「七間本陣」というおそばの人気店もありますが、この日はお休みでした。

他には、「寺町通り」というお寺の並ぶ小径もあり、散策の楽しい街です。

越前大野では普段よりたくさん歩きました。

お土産は特産品販売所の「結楽座」にて購入するもよし、酒蔵や醤油蔵を訪ねるもよしです!

スポンサーリンク







シェアする

フォローする




スポンサーリンク